GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
RANK
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概要

数値リストの中から、指定の数値が何番目に位置するかを返します。 RANK 関数の返す順位は、リスト内の数値を並べ替えた場合の数値の位置となります。

書式

RANK(number,array,order)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
number 順位を調べる数値
array 数値リストへの参照
order (オプション)数値の順位付け方法。0を設定、または省略すると降順に、0以外の値を指定すると昇順になります。

解説

この関数は、重複した数値は同じ順位とみなします。 1つの順位が複数の値に割り当てられると、以降の順位にずれが生じます。 たとえば整数値のリストを例に取ると、12 という数値が第4位として2個存在する場合、次の 13 は6位となります。このとき、5位の値はありません。

データ型

number および order 引数に対しては数値データ、array 引数に対しては参照を受け取り、 数値データを返します。

サンプル

RANK(B3,B1:B8,1)

RANK(R3C2,R1C2:R8C2,1)

RANK(16,{2,4,8,16,32},1) 結果:4

参照

MEDIAN | MODE | 統計関数