GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
VDB
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概要

倍率法を使用して、指定した任意の期間における資産の減価償却費を計算します。

書式

VDB(cost,salvage,life,start,end,factor,switchnot)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
cost 取得価額(資産を購入した時点での価格)
salvage 残存価額(耐用年数終了時点での価格)
life 資産の耐用年数(資産償却期間)
start 減価償却を計算する開始期を表す数値。life 値と同じ単位を使用します。整数以外の値を指定すると、小数部分が切り捨てられます。
end 減価償却を計算する最終期を表す数値。life 値と同じ単位を使用します。整数以外の値を指定すると、小数部分が切り捨てられます。
factor (オプション)減価償却率。省略すると2とみなされます。
switchnot (オプション)減価償却費が倍率法による計算結果より大きくなった場合、自動的に定額法に切り替えるかどうかを指定する論理値。省略すると False とみなされます。

解説

factor を省略すると、倍率法を示す2が使用されます。 その他の方法で減価償却を計算するには、2以外の値を指定します。 倍率法の詳細については、DDB 関数を参照してください。

データ型

switchnot 引数に対しては論理値、それ以外の引数に対しては数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

VDBD(B1,1000,10,1,8)

VDB(50000,500,1200,100,1000,1) 結果:$37,122.94

参照

DB | DDB | SLN | SYD | 財務関数