ここではExcelファイルのデータをSPREADにインポートすると、行および列の各設定がどのように処理されるかを示します。特に明記していないかぎり、これらのプロパティはGcSpreadGridクラスのメンバです。
Excelでの設定 | SPREADの関連プロパティ | 説明 |
---|---|---|
アクティブセル |
ActiveCell |
SPREADにExcelファイルをインポートしたときのアクティブ セルは、常にセル(0,0)に設定されます。 |
アクティブ行 アクティブ列 |
ActivePosition ActiveColumn ActiveColumnIndex ActiveRow ActiveRowIndex |
SPREADにExcelファイルをインポートしたときのアクティブ セルは、常にセル(0,0)に設定されます。 |
セルブロック |
|
SPREADにExcelファイルをインポートしたときのアクティブ セルは、常にセル(0,0)に設定されます。選択は失われます。 |
列ヘッダと行ヘッダ |
ColumnHeader RowHeader HeaderHorizontalGridLine HeaderVerticalGridLine ColumnHeader.IsVisible RowHeader.IsVisible |
Excelでは、列ヘッダおよび行ヘッダは一括して表示/非表示に設定されます。したがって、Excelで両方が表示されている場合は、SPREADでも両方が表示されます。 また、ColumnHeaderクラスおよびRowHeaderクラスも参照してください。 |
非表示の列と行 |
Row.IsVisible Column.IsVisible |
Excelで非表示にされていた列と行は、SPREADでも非表示となります。 これらは、表示されない列と行です。 |
行の高さ |
Row.Height |
この設定はExcelからSPREADにインポートされます。 |
列幅 |
Column.Width |
この設定はExcelからSPREADにインポートされます。 |
固定列 固定行 |
FrozenColumnCount FrozenRowCount |
この設定はExcelからSPREADにインポートされます。 固定列および固定行は、スクロールできない列と行です。 |
グリッド線 |
HorizontalGridLine VerticalGridLine HeaderHorizontalGridLine HeaderVerticalGridLine |
Excel では、水平および垂直グリッド線は一括して表示/非表示に設定されます。したがって、Excelで両方が表示されている場合は、SPREADでも両方が表示されます。 |
印刷情報 |
PrintSettings |
「印刷設定のインポート」を参照してください。また、PrintInfoクラスも参照してください。 |
保護されたセル |
Protected |
この設定はExcelからSPREADにインポートされます。Excelでは、Protectプロパティのデフォルト値はFalseであり、SPREADでのデフォルト値と逆になることに注意してください。 「セルの設定のインポート」で、「ロックされたセル」の項目を参照してください。 |
選択領域 |
HeaderSelectionOptions OperationMode SelectionBackground SelectionBorder SelectionForeground SelectionPolicy SelectionUnit |
SPREADはExcelの選択設定のインポートをサポートしていません。インポートしたときのアクティブ セルは、常にセル(0,0)に設定されます。 |
シート名 |
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Excelからのこの設定はSPREADで無視されます。 |
開始列と開始行 |
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Excelからのこの設定はSPREADで無視されます。 |
表示倍率 |
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SPREADでは、ズーム機能はプロパティとして提供されていません。LayoutTransformを使用して、ズーム機能を適用できます。 |