コントロールには単一または複数の行を追加、および任意の位置に挿入できます。
コントロールの Rows プロパティで行のコレクションを参照し、行を追加するには AddUnboundRowメソッド、位置を指定して行を挿入するには InsertUnboundRow メソッドを使用します。
列の追加、挿入が行われるとコントロールのRowCollectionChangedイベントが発生します。AddUnboundRowあるいはInsertUnboundRowメソッドにより追加や挿入が行われる場合は、イベントパラメータのActionプロパティに、Addが設定されます。
追加された行数、変更が発生したインデックスなどもイベントパラメータSpreadCollectionChangedEventArgsクラスから取得できます。
次のサンプルコードは2行目に3行挿入します。
C# |
コードのコピー |
---|---|
gcSpreadGrid1.Rows.InsertUnboundRow(1, 3); |
Visual Basic |
コードのコピー |
---|---|
GcSpreadGrid1.Rows.InsertUnboundRow(1, 3) |
次のサンプルコードは最後に3行追加します。
C# |
コードのコピー |
---|---|
gcSpreadGrid1.Rows.AddUnboundRow(3); |
Visual Basic |
コードのコピー |
---|---|
GcSpreadGrid1.Rows.AddUnboundRow(3) |
行の追加や挿入、または削除や移動が行われると、コントロールのRowCollectionChangedイベントが発生します。イベントパラメータのSpreadCollectionChangedEventArgsクラスのメンバから、追加、削除、移動などのアクション、変更が行われた行のインデックスなどの情報を取得することができます。
次のサンプルコードは、行の追加を検出する例です。
C# |
コードのコピー |
---|---|
private void gcSpreadGrid1_RowCollectionChanged(object sender, SpreadCollectionChangedEventArgs e) { if (e.Action == GrapeCity.Windows.SpreadGrid.CollectionChangedAction.Add) { label1.Content = e.Count + "行追加されました。"; } } |
Visual Basic |
コードのコピー |
---|---|
Private Sub GcSpreadGrid1_RowCollectionChanged(sender As Object, e As SpreadCollectionChangedEventArgs) Handles GcSpreadGrid1.RowCollectionChanged If e.Action = GrapeCity.Windows.SpreadGrid.CollectionChangedAction.Add Then label1.Content = e.Count + "行追加されました。" End If End Sub |