選択範囲の取得／設定

既定では、ユーザーは任意のセル範囲を選択できます。

選択範囲の外観は変更できます。詳しくは「選択範囲の外観」を参照してください。

ユーザーに対して行や列単位の選択操作を提供できます。「操作モード」「選択操作のカスタマイズ」を参照してください。

選択範囲を取得するにはコントロールの SelectedRanges プロパティを使用します。また、指定の範囲を選択するには Select メソッドを使用します。

次のサンプルコードは、先頭セルから3列、2行のセルを選択する例です。

C#	コードのコピー
gcSpreadGrid1.Select(new CellRange(0, 0, 2, 3), SelectionType.New);

Visual Basic	コードのコピー
GcSpreadGrid1.Select(New CellRange(0, 0, 2, 3), SelectionType.New)

ユーザーが行を選択したとき、対応するデータソースの項目を取得できます。選択された行が単一の場合はコントロールの SelectedItem プロパティで対応するデータ項目を、複数行の場合は SelectedItems プロパティで対応するデータ項目の一覧を取得できます。

SelectedItem および SelectedItems プロパティは、コントロールがデータソースに連結されている場合に限り有効です。

イベント

選択に関して次のイベントが発生します。

イベント	説明
SelectionChanging	選択範囲が変更されるときに発生します。
SelectionChanged	選択範囲が変更されたときに発生します。