ユーザーのセルに対する操作を無効にし、リストボックスのように行を選択する操作モードを提供できます。操作モードを設定するには、コントロールの OperationMode プロパティを設定します。次の設定値があります。
| OperationMode の値 | 説明 |
|---|---|
| Normal | 標準モード。既定ではこのモードに設定されています。ユーザーは任意のセル範囲を選択でき、セルを編集できます。 |
| SingleSelect | ユーザーは単一の行のみ選択できます。セルを編集することはできません。 |
| MultiSelect | ユーザーは複数の行を選択できます。セルを編集することはできません。 |
| ExtendedSelect | ユーザーは [Ctrl] や [Shift] キーを押しながら複数の行を選択できます。セルを編集することはできません。 |
Normal 以外のモードは、ユーザーのセルに対する操作を無効にします。これらの操作モードが設定された場合、フォーカスは行に設定され、行がユーザーの操作の対象となります。フォーカスのある行がアクティブな行となり、アクティブな列およびアクティブセルは Null となります。したがってアクティブセルの移動に関連する CellEnter や CellLeave イベントは発生しません。アクティブ セルについて詳しくは「アクティブセル」を参照してください。
選択された行を取得する方法については「選択範囲の取得／設定」を参照してください。