SPREAD for WPF 3.0J - GcSpreadSheet
ApplyRecommendedValueCommand プロパティ (GcNumber)
使用例 

GrapeCity.Wpf.SpreadSheet.CellType アセンブリ > GrapeCity.Wpf.SpreadSheet.CellType.Editors 名前空間 > GcNumber クラス : ApplyRecommendedValueCommand プロパティ
入力候補値を適用するよう要求する ApplyRecommendedValueCommand コマンドを表します。
シンタックス
'宣言
 
Public Shared ReadOnly Property ApplyRecommendedValueCommand As System.Windows.Input.RoutedUICommand
public static System.Windows.Input.RoutedUICommand ApplyRecommendedValueCommand {get;}
解説

入力候補値が "123.45" で、ShowRecommendedValuetrue の場合、このコマンドは GcNumber にこの値を適用します。このコマンドの既定のキージェスチャは Ctrl+Enter です。

FieldSet にフィールドが含まれていない場合は、入力候補値は表示されず、ApplyRecommendedValueCommand を実行しても何も起こりません。

入力候補値の優先度は表示フィールドおよび透かしよりも下です。透かしまたは表示フィールドが表示される場合は、入力候補値は表示されませんが、この場合でも ApplyRecommendedValueCommand は機能します。

使用例

次の例では、InputMan コントロールに System.Windows.Input.RoutedCommand をフックする方法を示します。

InputMan には、アプリケーションプログラマがよく使用する一般的なコマンドのライブラリが用意されています。コマンドライブラリを構成するクラスは、FieldsEditingCommandsCalendarCommandsControlNavigationCommands です。また、一部のコマンドは一部のコントロールクラスで定義されています。

InputMan の多くのコントロールには、コマンドライブラリにある一部のコマンドのサポートが組み込まれています。 たとえば、GcTextBox では、System.Windows.Input.ApplicationCommands.PasteSystem.Windows.Input.ApplicationCommands.CopySystem.Windows.Input.ApplicationCommands.CutSystem.Windows.Input.ApplicationCommands.Undo などの多くのアプリケーション編集コマンドがサポートされます。アプリケーション開発者は、コントロールで使用するこれらのコマンドを取得するのに特別な作業を行う必要はありません。コマンドが実行したときに GcTextBox がコマンドターゲットの場合は、コントロールに組み込まれている System.Windows.Input.CommandBinding を使用してコマンドが処理されます。

次は、System.Windows.Input.KeyBinding がコマンドのターゲットである GcNumber で定義されたコマンドに対して GcNumber をコマンドソースとして使用する方法を示します。GcNumber が操作を実行する方法を定義するすべてのロジックは、GcNumber コントロールに組み込まれています。

参照

GcNumber クラス
GcNumber メンバ