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XLSX形式は、スプレッドシートとしてMicrosoft Excelで開くことができます。このエクスポート形式を使用した場合、ビューワの表示結果とは異なってエクスポートされます。 プロジェクトに以下のアセンブリ参照を追加し、コード上でXLSExportオブジェクトを使用します。または、ツールボックスからオブジェクトをフォームの下部にあるコンポーネントトレイに配置することで、自動的にアセンブリが追加されます。
Excelエクスポートのプロパティ
プロパティ | 有効な値 | 解説 |
---|---|---|
AutoRowHeight | True、False (デフォルト) | 行内で最も高いオブジェクトに合わせて、Excelが自動的に行の高さを調整するようにするかどうかを指定します。「False」を設定すると、XlsExportが行の高さを計算します。場合によって、この方がExcelでの見た目をよりよくします。しかし、Excelから印刷するとき、Excelはページの高さを広げる場合があるため、「True」の値はページ割り付けに効果があります。 |
DisplayGridLines | True(デフォルト)、False | ワークブック内のグリッド線を表示するかを設定します。 |
FileFormat | Xls97Plus(デフォルト)、Xls95、Xlsx |
出力するExcelファイル形式のバージョンを設定します。 Microsoft Excel 95の場合は「Xls95」、Microsoft Excel 97の場合は「Xls95Plus」、Microsoft Excel 2007以降のバージョンは「Xlsx」を設定します。 |
MinColumnWidth | Single(VB)、float (C#) |
エクスポートされたファイル内における、空の列の最小幅(Twips単位)を設定します。 ヒント: 値を大きくするほど、シート上に空白の列の数が少なくなります。この値を1インチ以上に設定し、小さな空白の列を削除します。 |
MinRowHeight | Single(VB)、float (C#) |
エクスポートされたファイル内における、空の行の最小の高さ(Twips単位)を取得、または設定します。 ヒント: 大きな値を設定すると、エクスポート時に行の数が少なくなり、空きスペースに合わせて単一の行上により多くのコントロールが配置されます。この値を0.25インチ以上に設定し、小さな空白の行を削除します。 |
MultiSheet | True、False (デフォルト) |
レポートを1枚のExcelシートとして作成するか、マルチシートのワークブックとして生成するかを指定します。これを設定すると、パフォーマンスと出力品質が向上しますが、大量のメモリが消費されます。 一般に、30ページ以上のレポートに対しては「False」を設定します。 |
Excelシートの印刷の方向と用紙サイズを設定します。 | ||
RemoveVerticalSpace | True、False (デフォルト) | 「True」に設定すると、スプレッドシートの空の垂直方向の余白を完全に取り除くように設定されます。これにより、ページ割り付けの精度が向上します。 |
Security | Excelのスプレッドシートを保護するためにパスワードとユーザー名を設定します。 | |
UseCellMerging | True、False (デフォルト) | 「True」に設定すると、該当するセルをマージします。 |
UseDefaultPalette | True、False (デフォルト) | 「True」に設定すると、ドキュメントをExcelのデフォルトのカラーパレットでエクスポートします。 |