PowerTools ActiveReports for .NET 11.0J
ページレポート/RDLレポートのレポートコントロール

ページレポート/RDLレポートで使用するコントロールについて説明します。これらのコントロールは、デザイナ画面で、ツールボックスの[ActiveReports11ページレポート]、または[ActiveReports11RDLレポート]タブからレポート上へドラッグ&ドロップすることにより使用することができます。

メモ: ページレポート/RDLレポートで使用するコントロールは、「セクションレポートのレポートコントロール」とは異なります。

トピックの内容

BandedList
BandedListは、レポートコントロールの配置が可能なフリーフォームのバンドを持つデータ領域です。BandedListのDetailバンドは行ごとにデータセットのデータを繰り返すため、セクションレポートのデザイナと同様のレイアウトを作成することができます。
Barcode 
BarCodeレポートコントロールは、39種類のスキャン可能なバーコードを提供します。データ連結や、バーの幅、回転、クワイエットゾーンの設定、キャプションの位置設定、チェックサムの追加などのプロパティを設定することができます。
Bullet
Bulletレポートコントロールは、線形ゲージによりデータを視覚化します。Bulletコントロールをデータと連結して、ラベルや境界値、最良値、最悪値などを設定することができます。 
Calendar
Calendarレポートコントロールは、日付を基に、カレンダー形式でデータや予定をレポートに表示する際に使用します。カレンダーと予定の外観を変更することができます。
Chart
Chartは、さまざまなデータをグラフ形式で描画することができるグラフィックデータ領域です。また、グラフをカスタマイズするためのオプションを多数提供しており、3D効果や色の設定も可能です。 
CheckBox
CheckBoxレポートコントロールは、ブールデータを表示します。また、静的な文字列も表示することができます。
Container
Containerレポートコントロールは、データとの関連付けを行わずに使用するグラフィカルな要素で、他のアイテムのコンテナとして使用します。
FormattedText
FormattedTextレポートコントロールは、データの表示機能のほか、コントロール内で選択したテキストの書式を、テキスト単位で設定する機能を提供します。本コントロールは、XHTML形式のデータも扱うことができるため、メールマージにも使用することができます。
Image
Imageレポートコントロールは、外部のデータベースや他のデータソース、または組み込み画像から画像ファイルを参照して表示します。 
Line
Lineレポートコントロールは、データとの関連付けを行なわずに使用するグラフィカルな要素で、罫線の作成に用います。太さ、色、線の種類を変更することができます。
List
Listは、他のレポートコントロールを配置することができるフリーフォームのデータ領域です。本レポート含むレポートコントロールについて、データセット内のレコードごとに繰り返して表示します。
Map(Professional)
Mapデータ領域は、地図を背景にしてビジネスデータを表示するActiveReports Professionalの機能です。レポートに盛り込む情報の種類に応じてさまざまなタイプのマップを作成することができます。
OverflowPlaceHolder(ページレポート)
OverflowPlaceholderレポートコントロールは、ページレポートのみで使用することができます。List、BandedList、Table、Tablixの各データ領域と組み合わせて、データ領域からあふれたデータを表示するために使用します。
Shape
Shapeレポートコントロールは、データとの関連付けを行なわずに使用するグラフィカルな要素で、四角形、角丸四角形、楕円形状を設定することができます。Containerレポートコントロールとは異なり、Shapeコントロールに他のコントロールを含めることはできません。
Sparkline
Sparklineレポートコントロールは、インラインで使用可能な小さなグラフを表示して、データの傾向を経時的に示すことのできるコントロールです。Line(ライン)、Area(エリア)、StackedBar(積み上げ横棒グラフ)、Columns(縦棒グラフ)、Whiskers(ウィスカー)からグラフの種類を選択することができます。
SubReport(RDLレポート)
SubReportコントロールは、他のレポートから取得したデータを表示するためのプレイスホルダーです。ActiveReportsでは、パフォーマンス向上の観点から、可能な限りSubReportコントロールではなくデータ領域を使用することをお勧めします。
Table
Tableは、データを行単位で表示するデータ領域です。デフォルトでは行と列が3つずつ表示されます。列は、デザイン時に設定した状態で静的に表示されますが、行は、データの行ごとに繰り返し表示されます。デフォルトの行には、ヘッダ、詳細、フッタがあります。
TableOfContents(Professional)
TableOfContentsレポートコントロールは、ActiveReports Professionalの機能です。レポートの見出しマップ、階層化されたレポートのブックマークと、そのページ番号を示すラベルをレポートのボディに表示するために使用します。
TextBox
TextBoxは、データを表示するためのデータ領域で、TableやTablixデータ領域の各セルにデフォルトで表示されます。また、レポートエクスプローラからレポート上にフィールドをドラッグしたときに自動的に作成されます。TextBoxに表示するデータは、式を使用して変更することができます。
Tablix
Tablixは、行列形式に配置したセルにデータを表示するデータ領域です。Tablixは基本的に、テーブルとマトリックスの2種類のデータ領域を融合したデータ領域といえます。
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