GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
PDFエクスポート
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ポータブルドキュメント形式(PDF)は、Adobe Readerで開くことができます。PDFのエクスポートフィルタは、出力を制御するために複数のプロパティを提供します。プロジェクトに次のアセンブリへの参照を追加し、コード上にPDFExportオブジェクトを使用するか、ツールボックスからオブジェクトをフォームの下部にあるコンポーネントトレイに配置することで、自動的にアセンブリが追加されます。

GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.v12.dll

PDFエクスポートフィルタでは、PDFマルチランゲージPDF電子署名/タイムスタンプのような機能を使用することができます。

メモ: StandardとProfessionalとで使用できるPDFエクスポート機能が異なります。詳細については、「ActiveReportsの各エディション」をご覧ください。

PDFエクスポートのプロパティ

PDF/Aの制限事項

OptionsプロパティとSecurityプロパティ

Optionsプロパティ、Securityプロパティのサブプロパティについて説明します。

[プロパティ]ウィンドウにあるOptionsプロパティ、Securityプロパティを展開すると、以下のプロパティを設定することができます。

Optionsプロパティ

Securityプロパティ

PDF印刷プリセットのプロパティ

ActiveReportsでは、レポートをPDFドキュメントにエクスポートするとき、PrintPresetsクラスを使用して、基本的な印刷設定をプリセットできます。プリセットした設定は、印刷ダイアログボックスを開いたときに自動で印刷設定に反映されます。詳細については、「PDF印刷プリセットの使用」を参照してください。

メモ:PDF印刷プリセットはProfessionalの機能です。Standardで使用する場合、Professionalのライセンスが必要なことを示すバナーが表示されます。
プロパティ 解説
PageScaling 印刷可能領域の拡大/縮小を指定します。「Default」を選択した場合は、印刷可能領域に合わせて縮小されます。「None」を選択した場合は、縮小を行いません。
DuplexMode

プリンタの「両面印刷モード」を指定します。両面オプションを選択する場合、選択したプリンターが両面印刷に対応している必要があります。以下のオプションのいずれかを選択します。

  • Simplex: 用紙の片面に印刷します。これはデフォルトの値です。
  • DuplexFlipLongEdge: 用紙の両面(長辺とじ)に印刷します。
  • DuplexFlipShortEdge: 用紙の両面(短辺とじ)に印刷します。
PaperSourceByPageSize ページ設定オプションではなく、PDFページサイズに基づいて出力トレイを決定します。複数のページサイズのPDFを印刷するとき、このオプションを使用できます。デフォルトでは、Falseに設定されています。
PrintPageRange ページ範囲を指定します。"1-3"のように範囲を指定するか、"1", "2", "3"のように特定のページを指定します。
NumberOfCopies 印刷する部数を指定します。[Two][Five]のいずれかを選択するか、1部のみ印刷する場合は[Default]オプションを選択します。
メモ:これらのプロパティは、PDFバージョン1.7以上で使用できます。PageScalingプロパティは、PDFバージョン1.6でサポートされています。
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