GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J > ActiveReportsユーザーガイド > 基本操作 > ページレポート/RDLレポートの基本操作 > パラメータの追加 > 非表示のパラメータの設定 |
レポートを実行する際に、各パラメータに既定値を設定することで、パラメータ入力のプロンプトを非表示に設定することができます。レポートは既定値からパラメータ値を取得し、レポートを生成します。
既定値は、[値を直接入力]または[クエリから値を取得する]から選択することができます。[値を直接入力]の既定値には、静的な値または式が使用できます。[クエリから値を取得する]の既定値は、データセットからのフィールド値を使用できます。
以下の手順では、非表示のパラメータを作成する方法について説明します。なお、この手順は、Visual Studioのページレポート/RDLレポートテンプレートを追加し、レポートがデータソースに接続されていることを前提としています。詳細は、「プロジェクトにレポートを追加する」、「データソースとの接続」と「データセットの追加」を参照してください。
メモ:以下の手順は、Reelsデータベース(Reels.mdb)のDVDStockテーブルを使用しています。データの使用にはReelsデータベース(..\ActiveReportsNET12\Data\Reels.mdb)へのアクセス権限が必要です。 |
メモ:[既定値]タブで[クエリから値を取得する]を選択すると、行の最初の返された値のみが既定値として使用されます。 |
メモ: 複数の既定値を追加したい場合、[レポート - パラメータ]ダイアログの[全般]タブより[複数の値を許可する]チェックボックスを選択します。 |
=Parameters!StorePrice.Value
SELECT * FROM DvDStock WHERE StorePrice IN (?)
.レポートをプレビューすると、パラメータ値に既定値の(5)が設定されるので、[StorePrice]が¥5の映画の一覧が表示されます。