ページレポートまたはRDLレポートでレポートをデータソースに接続したら、フィールドリストを取得するためにデータセットを追加する必要があります。次の手順では、レポートにデータセットを追加する方法について説明します。
なお、この手順は、Visual Studioのプロジェクトにページレポート/RDLレポートのテンプレートを追加し、レポートがデータソースに接続されていることを前提としています。それぞれの詳細については、「クイックスタート」と「データソースとの接続」を参照してください。
XMLデータで指定するクエリとフィールドの設定
接続文字列
XMLデータの接続文字列の例
XmlData=<people>
<person>
<name>
<given>John</given>
<family>Doe</family>
</name>
</person>
<person>
<name>
<given>Jane</given>
<family>Smith</family>
</name>
</person>
</people>;
クエリ文字列
XMLPath式は、クエリで評価されるときXMLデータソースから値を返します。XMLパスでは、クエリがスラッシュ(/)で表されます。カッコ([])は、要素のコレクションの繰り返しを表します。
例:
クエリ: /people/person/name
XMLデータクエリを使用してXMLPathを作成することもできます。[XMLクエリデザイナで編集する]アイコンをクリックして[XMLデータクエリ]ダイアログを開き、ツリー・ノードからXPathを選択します。
フィールド
クエリを設定した後、次の名前と値のペアを含む2つのフィールドがあるフィールドコレクションが作成されます。
名前: given; 値: given
名前: family; 値: family
JSONデータで指定するクエリとフィールドの設定
接続文字列
JSONデータの接続文字列の例
jsondata={
"people": {
"person": [
{
"name": {
"given": "John",
"family": "Doe"
}
},
{
"name": {
"given": "Jane",
"family": "Smith"
}
}
]
}
}
クエリ文字列
JSONPath式は、クエリで評価されるときJSONデータソースから値を返します。JSONのパスでは、クエリがドット(.)表記で表され、「$」がルートオブジェクトを表します。カッコ([])は、要素の配列を表します。例:
クエリ:$.people.person[*].name
詳細については、「http://goessner.net/articles/JsonPath/」を参照してください。
JSONクエリデザイナを使用してJSONPathを作成することもできます。[JSONクエリデザイナで編集する]アイコンをクリックして[JSONクエリデザイナ]ダイアログを開き、ツリー・ノードからJSONPathを選択します。JSONクエリデザイナはJSONスキーマから取得したJSONデータの構造を表示します。
複数のデータセットを作成するには、 JSONクエリデザイナで[複数のノードを選択]オプションを選択して、データセットとして追加するノードを選択します。
フィールド
クエリを設定した後、次の名前と値のペアを含む2つのフィールドがあるフィールドコレクションが作成されます。
名前: given; 値: given
名前: family; 値: family