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CSV
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このトピックでは、ページレポートまたはRDLレポートをCSVデータソースに接続する方法について説明します。CSVデータソースに接続するには、[新規レポート]ダイアログ(新しいレポートを作成する場合)または[レポートデータソース]ダイアログ(レポートエクスプローラの場合)を使用できます。

[新規レポート]ダイアログを使用してCSVデータ ソースに接続する

  1. デザイナアプリにて、[新規作成]をクリックします。
  2. [新規レポート]ダイアログでは、[RDLレポート]を選択し、[次へ]をクリックします。
    Choose a Report Type from New Report Dialog
  3. [新規RDLレポート] > [データソース種類の選択]では、[CSV]を選択し、[次へ]をクリックします。
    Select the Data Source Type as CSV
  4. CSVファイルのパスを指定するには、[開く]ボタンをクリックし、目的のファイル(たとえば、C:\Data\MyOrders.csv)に移動します。
     
  5. パラメータを指定するには、[開く]ボタンの右側にある[パラメータ]をクリックして、[パラメータ]ダイアログを開きます。[追加]ボタンをクリックして新しいパラメータを追加するか、既存のパラメータを選択して、以下のプロパティを指定します。
    • 名前:パラメータの名前を指定します。
    • :ドロップダウンリストから値の型を選択します。(デフォルト値はString)
    • テスト値:接続プロパティの実行時の値を指定します。
    • 入力ソース:非表示でないパラメータの場合は[対話]を選択し、非表示パラメータの場合は[プログラム]を選択します。
  6. [種類]では、[可変長]または[固定長]を選択します。
  7. [次へ]をクリックし、[CSVデータフィールドの設定]に移動します。[フィールド]では、CSVファイル内に存在するフィールド名と対応するデータ型が表示されます。フィールドの名前とそのデータ型(String、Boolean、DateTime、Integer、Float、Decimal、Double、Long)を変更できます。[プレビュー]では、[フィールド」セクションで行われた変更を確認できます。

    Check the data feilds and their corresponding data types present in the CSV file
  8. [次へ]をクリックします。レポートウィザードの最後の画面で、レポートの概要を確認し、[作成]をクリックすると、CSVデータソースを含むレポートが正常に追加されます。
    Review and confirm the Report summary

[レポートデータソース]ダイアログを使用してCSVデータソースに接続する

  1. [レポートエクスプローラ]で、[データソース]ノードを右クリックして[データソースを追加する]を選択するか、[追加](+)ボタンをクリックして[データソース]を選択します。
  2. 表示される[レポートデータソース]ダイアログで、[全般]ページを選択し、データソースの名前を入力します(デフォルトでは「DataSource1」)。この名前は[データソース]ノードの子ノードとして[レポートエクスプローラ]に表示されます。
  3. [種類]フィールドで、「CSV Provider」を選択します。
  4. [接続文字列]タブで、[接続文字列]の横にある[作成]ボタンをクリックして、[CSVデータソースの設定]ウィザードを開きます。
    Configure CSV Data Source Wizard
  5. ファイルのパスを指定するために、[開く]ボタンをクリックして、[ユーザーフォルダ]\Samples\Dataへと移動し、MyOrders.csvファイルを選択します。
  6. [区切り文字列]フィールドで、ドロップダウンから「カンマ」を選択します。
  7. [プレビューから取得]ボタンをクリックして、[列]領域に列名(またはフィールド)とそれに対応するデータ型(デフォルトではString)を入力します。フィールドの名前とそのデータ型(String、Boolean、DateTime、Integer、Float、Decimal、Double、Long)を変更できます。[プレビュー]では、[フィールド」セクションで行われた変更を確認できます。
    詳細については、「CSVデータソースの設定プロパティ」を参照してください。
  8. [OK]ボタンをクリックして変更を保存し、ウィザードを閉じます。
    Configure CSV Data Source Wizard

    [接続文字列]タブには、次のように生成された接続文字列が表示されます。
        Path=C:\\Samples\\Data\\MyOrders.csv;Encoding=shift_jis;Locale=ja-JP;TextQualifier=";ColumnsSeparator=,;RowsSeparator=\r\n;Columns=ID,Product,Customer,OrderNumber,Stock,Total,UnitPrice,City,ProductLine,Discount;HasHeaders=True
    

    [データソースを確認]Validate Icon in Report Data Source Dialog Boxアイコンをクリックすると、接続文字列を検証することができます。
  9. [OK]ボタンをクリックして[レポートデータソース]ダイアログを閉じます。これで、レポートがCSVデータソースに正常に接続されました。

CSVデータソースの設定プロパティ

CSV Providerは、[CSVデータソースの設定]ウィザードで次の構成設定を提供します。CSV接続文字列は、[CSVデータソースの設定]ウィザードで選択した構成設定をもとに生成されます。

構成設定 説明
パス CSVファイルへのパス(ローカルパス、相対パス)、またはCSVデータソースのURL C:\MyOrders.csv
エンコーディング CSVファイルのエンコーディングを指定します。 日本語 (シフト JIS)
ロケール ロケールを指定します。 日本語 (日本)
ファイル形式 CSVファイルのファイル形式です。「固定長のデータ」、「区切られたデータ」のいずれかを選択します。 区切られたデータ
テキスト修飾子 テキストの始点と終点を指定するための修飾子です。「'」(シングルクォーテーション)、「"」(ダブルクォーテーション)のいずれかを選択します。 "
区切り文字 列を区切るためのシンボルです。カンマ、セミコロン、タブ、スペースのいずれかを選択します。 カンマ
重ねて表記でエスケープ(区切り文字) 区切り文字を連続して表記した場合に、1つの文字として扱うかどうかを決定します。 チェックボックスをOFF
開始行 データ取得の開始位置を指定します。 0
先頭行をヘッダとする CSVファイルの先頭行をヘッダとして使用するかどうかを決定します。 チェックボックスをON
改行コード 改行書式の記号です。CRLF(キャリッジリターンとラインフィード)、CR(キャリッジリターン)、LF(ラインフィード)から選択可能です。 CRLF
重ねて表記でエスケープ(改行コード) 改行コードを連続して表記した場合に、1つの文字として扱うかどうかを決定します。 チェックボックスをOFF
プレビューから取得

CSVファイルのプレビュー情報から列名とデータ型(デフォルトでは文字列)を設定します。列名をカスタマイズして、各列のデータ型を指定できます。サポートされているデータ型は次のとおりです。

  • String:文字列を格納します。
  • Boolean:trueまたはfalseの値を格納します。
  • DateTime:日付と時刻の両方の値を格納します。
  • Integer: -2,147,483,648から2,147,483,647の範囲の整数値を格納します。
  • Float:単精度で10進数を格納します。
  • Decimal:固定の精度とスケールで正確な数値を格納します。
  • Double:2倍精度で10進数を格納します。
  • Long: -9,223,372,036,854,775,808から9,223,372,036,854,775,807の範囲の整数値を格納します。
ClaimAmt(Float), SvcDate(DateTime)

注意: [ファイル形式]「固定長のデータ」の場合、[テキスト修飾子][区切り文字][改行コード][重ねて表記でエスケープ(区切り文字)、[重ねて表記でエスケープ](改行コード)の各オプションは使用することができません。

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