ダッシュボードは、ActiveReportsでデザインできる最新のレポート形式です。ダッシュボードを表示するため、JSビューワが最もお勧めです。

主な特長

レポートエリアの管理

ダッシュボードは、複数のページを含むことができます。これらのページまたはレポートエリアではダッシュボードに関する情報を分割して表示することで、ダッシュボードをより有益なものにすることができます。これらのページは、タブを使用して移動できます。

新しいレポートエリアを追加するには、デザイン面の下に表示される［エリアの追加］タブをクリックするか、または［レポートエリア］タブを右クリックしてコンテキストメニューから［挿入］を選択します。選択したレポートエリアをコピーするには、コンテキストメニューから［コピー］を選択します。［削除］を選択して、レポートエリアを削除することもできます。

また、スライダを使用してタブを水平方向にスクロールできます。このスライダは、タブがページに収まらない多くのセクションがある場合に表示されます。

レポートエリアを表示／非表示にするには、［プロパティ］ウィンドウでHiddenプロパティを使用し、True、false、または式を入力します。詳細については、「ダッシュボードのレポートエリアの表示または非表示」を参照してください。

スクロール可能なコンテナ

ダッシュボード内のコンテナはスクロール可能です。コンテナをスクロールするには、ContainerコントロールのOverflowプロパティを「Auto」とCan Growプロパティを「False」に設定します。詳細については、「Container」を参照してください。

アクションプロパティによるインタラクティブなレポート操作

レポートコントロールおよびデータ領域のActionプロパティを使用すると、ダッシュボードを非常にインタラクティブにすることができ、レポートデータのより詳細な分析を行うことができます。アクションをクリックすると、その動作を確認できます。このアクションはダッシュボード全体で機能します。

また、Tableのセル、List、または BandedList内のコントロールにアクションが設定されている場合、そのアクションは、Tableの行、Listデータ領域、およびBandedListのバンドに設定されているアクションよりも優先されます。 

制限事項

 ダッシュボードを単体のデザイナおよびVisual Studioに統合されたデザイナでプレビューする時に次の制限事項があります。したがって、ダッシュボードをプレビューするには、JSビューワまたはWebデザイナを使用することをお勧めします。

• レポートエリアは別のページとして表示されるため、レポートエリア間を切り替えることはできません。
• スクロール可能な領域はプレビューではサポートされません。