ActiveReports Serverの帳票デザイナで新規作成したXML形式のセクションレポートファイル(RPXファイル)を管理者ポータル上で管理できます。また、ActiveReports for .NETで作成したRPXファイルをアップロードすることも可能です。ActiveReports Server上にホストされたRPXファイルを使用して、ActiveReports Serverのスケジューリング、セキュリティ、スケーラビリティ機能を利用できます。RPXファイルの使用に際しては幾つかの制限があります。ここでは、RPXファイルをActiveReports Serverに準拠させるためのヒントを示します。
自己完結したセクションレポート(XML)のみがサポートされる
- 外部クラス、Webサービス、またはアプリケーションコードをRPXファイル内の自己完結したスクリプトに変換します。
- ローカルファイルシステムへのアクセスを必要とする関数を削除します。削除しない場合、サーバーの安定性確保のために使用される.NETセキュリティポリシーによってエラーが発生します。
- 接続文字列のみを使用して、SQL ServerやOracleなどのデータベースにレポートを接続します。
セクションレポート(XML)をアップロードするには
XML形式のセクションレポートファイル(RPXファイル)をアップロードするには、以下の手順を行います。
- 管理者ダッシュボードのサイドバーメニューで[管理]セクションを開き、[レポート]をクリックします。
- レポートリストが開かれたら、[レポートのアップロード]ボタンをクリックします。
- 表示される[レポートのアップロード]ダイアログで、点線で囲まれたボックスの内側にセクションレポート(RPXファイル)をドロップするか、このボックスの内側をクリックします。
- ボックスの内側をクリックした場合は、表示される[アップロードするファイルの選択]ダイアログで、アップロードするセクションレポート(RPXファイル)が存在する場所に移動してファイルを選択し、[開く]をクリックします。ダイアログが閉じて、点線で囲まれたボックスの内側にファイル名が表示されます。
- [アップロード]をクリックすると、管理者ポータルと利用者ポータルの両方のレポートリストにレポートが追加されます。
セクションレポート(XML)をスケジュールするには
RPXレポートを特定の日時に実行するようスケジュールし、作成されたレポートを関係者に自動的に送信できます。詳細については、ユーザーガイドの「レポートのスケジュール」および「スケジュールオプション」のトピックを参照してください。
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