TreeViewコントロールは、テキスト、チェックボックス、画像、または任意のHTMLコンテンツから成る階層リストを表示します。文書の見出し、索引内の項目、ディスク内のファイルやディレクトリなど、階層として表示すると便利な情報を表示するためによく使用されます。TreeViewコントロールは、選択や編集が可能なノードを使用してデータを管理します。ノードを使用して、単純なテキスト、画像のほか、チェックボックスなどの要素を表示できます。

ツリーの作成に必要なプロパティを次に示します。

• Bind/Source - 階層化データを含む配列。配列の各項目には、ノードおよび（オプションで）子ノードの配列に関する情報が含まれます。
  
• DisplayMemberPath - ツリーノードに表示されるテキストを含む、項目内のプロパティの名前を定義します。デフォルトでは、このプロパティは文字列「header」に設定されています。
  
• ChildItemsPath - 子ノードの配列を含む、項目内のプロパティの名前を定義します。デフォルトでは、このプロパティは文字列「items」に設定されています。

これらのプロパティのほかに、TreeViewはノード画像を連結するためのプロパティ、チェックボックスのプロパティ、およびitemSource配列の折りたたまれた状態のプロパティも提供します。詳細については、「機能」を参照してください。