TreeViewには、直感的で本格的な外観のアプリケーションを構築するためのさまざまな機能が提供されています。TreeViewの主な機能は、次のとおりです。
- ノードの展開
TreeViewでは、必要に応じて、ツリー内のノードを1つまたはすべて展開することができます。TreeViewコントロールクラスには、任意のノードをクリックしたときに1つのノード(親または子)を展開するためのExpandOnClick()メソッドが用意されています。また、AutoCollapse()メソッドもあります。これは、現在選択されている親ノードの兄弟ノードを自動的に閉じます。ノードの展開の詳細については、「ノードの展開と折りたたみ」を参照してください。
- ノードの選択とナビゲーション
TreeViewは、キーボードとマウスによるノード間の移動をサポートしています。また、1つまたは複数のノードの選択もサポートしています。複数のノードを連続して、または非連続に選択することができます。ナビゲーションの詳細については、「ナビゲーションノード」を参照してください。
- 遅延ロード
TreeViewでは、ノードの子項目が実際に必要になるまで、子項目のロードを延期することができます。これは、多数のレベルと子ノードから成る極めて深いツリーがある場合に特に役立ちます。Windowsコンピュータのフォルダ構成が典型的な例です。
- カスタムノード
TreeViewでは、カスタムノードを設定することができます。このようなノードで、単純なテキスト、画像アイコン、複数のアイコン、チェックボックスなどを使用することができます。TreeViewノードのコンテンツは、formatItemイベントを使用してカスタマイズすることができます。イベントハンドラのパラメータには、ノードとレンダリングされるデータ項目を表す要素が含まれます。カスタムノードのコンテンツの詳細については、「カスタムノード」を参照してください。
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