C1GridView コントロールは、コーディングが不要の組み込みのデータページング機能を提供します。デフォルトでは、グリッドは連続した1つのウィンドウで表示されます。選択すると、グリッドを複数ページに分けた「ページ」に表示できます。ページングが設定されると、実行時に、ユーザーは、グリッドの上部または下部のボタンまたはリンクからグリッドの各ページに移動できます。ページングの追加の例については、「ページングの追加」トピックを参照してください。
実行時にデータのページングを可能にするには、AllowPaging プロパティを True に設定する必要があります(デフォルトでは False)。
Visible が True の場合、ページング移動ボタンがデフォルトでグリッド下部のグリッドのフッターに表示されます。選択した場合、Position プロパティを設定すると、ページングコントロールの位置を変更できます。デフォルトでは、10 項目がグリッドの各ページに表示されます。PageSize プロパティを設定して、この数値を変更できます。たとえば、以下の画面では PageSize が 5 に設定されています。
デフォルトでは、ページングコントロールは数字リンクとして表示されます。
Mode プロパティを設定して、ページングコントロールの外観を変更できます。Mode プロパティを以下のオプションに設定できます。
モード | 説明 |
---|---|
NextPrevious | 〈前へ〉と〈次へ〉ボタンで構成するページングコントロールのセット。 |
Numeric(default) | ページに直接アクセスするための数字リンクボタンで構成するページネーションコントロールのセット。 |
NextPreviousFirstLast | 〈前へ〉、〈次へ>〉、〈先頭へ〉、および〈最後へ〉の各ボタンで構成するページネーションコントロールのセット。 |
NumericFirstLast | 番号付けされた〈先頭へ〉と〈最後へ〉リンクボタンで構成するページネーションコントロールのセット。 |
ページャコントロールのスタイルをカスタマイズするために、PagerSettings プロパティを設定できます。デザイン時にプロパティビルダー([C1GridView のプロパティ]ダイアログボックス)の「ページング」タブでページングプロパティに簡単にアクセスできることに注意してください。
Action プロパティを設定することで、ユーザーが実行時にグリッドをページングするときに AJAX を使用してグリッドを更新できます。詳細については、「グリッドのページング」を参照してください。