各軸に表示するラベルは、グラフの重要な部分です。C1Chart では、ChartDataArray オブジェクトに入力されるデータに基づいて、数値を軸ラベルにします。
グラフは、グラフデータが変更された場合でも、最も自然な軸ラベルを生成します。この処理を完璧に仕上げるには、軸ラベルのプロパティを変更します。
C1Chart の軸ラベルの書式を指定するプロパティは、以下のとおりです。
プロパティ名 | 説明 |
---|---|
AnnoFormat | 軸の横に表示する値の書式設定に使用する定義済み書式セット。 |
AnnoFormatString | AnnoFormat が NumericManual または DateManual に設定されたときに、軸の横に表示する値の書式設定に使用する .NET の書式文字列。AnnoFormat を NumericManual と DateManual のいずれかに設定し、かつ AnnoFormatString が空の場合、グラフはアルゴリズムを使用して使用可能な最適な書式を探します。 |
AnnoMethod | 軸の横に表示する値を決定します。オプションは、Values(実際のデータセット値を表示)、 ValueLabels(ValueLabels コレクション内の要素を表示)、および Mixed(両方を表示)です。 |
ValueLabels | AnnoMethod を ValueLabels に設定したとき、軸の横に表示する text/value ペアのコレクション。このプロパティは、軸上に数値でなく文字列を表示したい場合に便利です(たとえば、製品価格をグラフ化して、X 軸上に製品名を表示できます)。 |
AnnotationRotation | 値を回転して、軸上のスペースを節約できます。 |
NoAnnoOverlap | 軸の注釈が重なりを許可するかどうかを決定できます。 |
C1Chart には以下のタイプの軸の注釈が含まれます。
次の3つのトピックでは、各種の軸の注釈、および軸の注釈の位置と回転を説明します。