TrueChart for WinForms (C1Chart2D)
アラームゾーンの設定
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アラームゾーンには、2つの基本プロパティのセットがあります。最初のプロパティセットは、グラフのデータ値に基づいてアラームゾーンの境界を決定します。 NearExtent プロパティと FarExtent プロパティの値を X 軸の限度内の値に設定して、アラームゾーンの左右の境界を設定します。また UpperExtent プロパティと LowerExtent プロパティの値を Y 軸の限度内の値に設定して、アラームゾーンの上下の境界を設定します。たとえば、上図のベージュ色の AlarmZone オブジェクトの NearExtent プロパティは 1.5、FarExtent プロパティは 2.5、LowerExtent プロパティは 18.5、UpperExtent プロパティは 19.5 に設定されています。 これらのプロパティの名前が、XYHeight、あるいは Width ではなく、UpperExtent、LowerExtent、NearExtent、あるいは FarExtent となっていることに注意してください。アラームゾーンの重要な1つの利点は、アラームゾーンがスタティックではなく、チャートのデータに実際に結び付いていることです。これは、データが変更されると、アラームゾーンはチャートの何らかの表示属性ではなく、データと連係して変更されることを意味します。

2番目のプロパティセットは、アラームゾーンのスタイル特性を決定します。BackColor プロパティ ForeColor プロパティ、および PatternStyle プロパティを設定することができます。ForeColor プロパティを設定して、PatternStyle プロパティによって指定されるパターンの色を設定します。

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