FlexGrid for WinForms
スパークライン
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スパークラインは、周期的な変動などの傾向を示す一連の値を視覚的に表現したり、データ系列の最大値や最小値を強調表示することができる小型のチャートです。スパークラインは、1 つのセルに容易に収まり、また一目でデータパターンを認識できるため、グリッドで特に便利です。 

スパークラインの追加

FlexGrid for WinForms では、Column クラスの ShowSparkline プロパティに true を設定することで、列にスパークラインを表示できます。 また、Sparkline クラスの SparklineType プロパティを使用して、スパークラインのタイプを設定できます。FlexGrid は、以下の 3 種類のスパークラインをサポートします。

スパークラインにデータマーカーを表示するには、ShowMarkers プロパティに true を設定します。また、Sparkline クラスには、最初、最後、最高、最低、および負のデータポイントをそれぞれ異なる書式で強調表示するためのプロパティもあります。Styles プロパティを使用して、スパークラインのスタイルを設定することもできます。

以下のコードは、WinForms FlexGrid の列にスパークラインを追加する方法を示します。

   // WinLossSparklineを表示するようにプロパティを設定します
   c1FlexGrid1.Cols[2].ShowSparkline = true;
   c1FlexGrid1.Cols[2].Sparkline.SparklineType = SparklineType.WinLoss;
   c1FlexGrid1.Cols[2].Sparkline.Styles.SeriesColor = Color.Green;
   c1FlexGrid1.Cols[2].Sparkline.ShowNegative = true;
    ' WinLossSparklineを表示するようにプロパティを設定します
    c1FlexGrid1.Cols(2).ShowSparkline = True
    c1FlexGrid1.Cols(2).Sparkline.SparklineType = SparklineType.WinLoss
    c1FlexGrid1.Cols(2).Sparkline.Styles.SeriesColor = Color.Green
    c1FlexGrid1.Cols(2).Sparkline.ShowNegative = True      
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