ここでは、ビジネスニーズの理解に役立つ FlexPivot の主要な機能について説明します。
- 複数の値フィールド
FlexPivot は、値リストで複数のフィールドをサポートします。ユーザーは、複数のフィールドを値リストにドラッグして、結果をグリッドやチャートで確認できます。詳細については、「値リストへの複数フィールドの追加」トピックを参照してください。
- 拡張された強力なデータエンジン
FlexPivot には、列指向技術を使用してデータをメモリマップファイルに保存する新しい強力なデータエンジンが組み込まれています。C1DataEngine は、大規模なデータセットの高速処理を提供しており、数億件のレコードを1秒足らずで処理できる高いパフォーマンスを実現しています。また、このエンジンは、集計、結合、グループ化、フィルタ処理、単項/2項演算などのクエリー操作もサポートしています。クエリー関連の操作の概要については、「C1DataEngine の使用」セクションを参照してください。
- 強化されたユーザーインタフェース
FlexPivot は、モダンな配色を持つ強化された Excel 形式のユーザーインタフェース(UI)を備え、ツールバー、ツールストリップ、ドロップダウンメニュー、テーブル、チャートなどで使用しています。
- 複数テーマのサポート
FlexPivot では、開発者がアプリケーションの要件に適したテーマを選択できます。複数のテーマをサポートするために、コントロールに C1ThemeController が含まれています。
- グリッドビューへの情報のプロット
FlexPivot には、データを表示するための C1FlexPivotGrid コントロールが用意されています。 C1FlexPivotGrid は独立したコントロールとして利用することもでき、これにより FlexPivot アプリケーションをカスタマイズできます。コントロールの概要については、「FlexPivot のアーキテクチャ」セクションを参照してください。
- 実行時の情報の表示方法の選択
C1FlexPivotPanel を使用して、データを表示するためにデータソースのどのフィールドをどのように使用するかを決定します。FlexPivotPanel の下の領域にフィールドをドラッグして、フィルタ、列ヘッダー、行ヘッダーを作成するか、列または行の値の合計を取得します。詳細については、「FlexPivotPanel」セクションを参照してください。
- カスタマイズのための C1 コントロールの実装
FlexPivot には、標準の Microsoft コントロールではなく、C1 コントロール(チェックボックス、タブ、ツールストリップなど)が付属しています。これにより、FlexPivot 製品では、ビジネスニーズに応じて外観を完全に自由にカスタマイズできます。
- クエリー操作のサポート
FlexPivot では、集計、結合、フィルタ処理、範囲、ソート、グループ化、単項および2項演算、計算フィールド、投影などのクエリー操作がサポートされています。
- Display KPI in OLAP
FlexPivot can be used to visualize the Status, Trend and Goal measures of KPI contained in an OLAP cube. See the topic Display KPI in OLAP to know more about this.FlexPivotを使用すると、OLAPキューブに含まれるKPIのステータス、傾向、および目標の測定値を視覚化できます。 詳細については、トピック「OLAPでのKPIの表示」を参照してください。
FlexPivot コントロールは、64 ビット OS マシン上ですべての機能を完全にサポートします。