リボンフォームは、C1RibbonForm クラスによって描画され、C1Ribbon と C1StatusBar コントロールを表示するために設計されています。リボンフォームには、Windows フォームと同様、タイトルバーとクライアント領域が含まれます。リボンフォームに C1Ribbon コントロールが追加されると、クイックアクセスツールバー(QAT)を含むタイトルバーが自動的に表示されます。
リボンフォームのタイトルバーは、フォームのキャプションを表示します。キャプションは Form.Text プロパティを使用して変更できます。
アプリケーションボタンは、リボンフォームのタイトルバー内のリボンの左上隅に配置されます。
アプリケーションメニュー アプリケーションメニューは、ドキュメント全体を操作する主要なコマンドへのアクセスを提供します。メニューアイテムは、画像、テキスト、または両方として表示できます。
実行時にアプリケーションボタンをクリックするだけで、主要なコマンドのリストが表示されます。作成されたアプリケーションメニューは、次のような表示になります。
必要に応じて、アプリケーションボタンの画像を変更したり、アプリケーションメニューにアイテムを追加したりできます。アプリケーションボタンの変更方法の詳細については、「カスタム画像のアプリケーションボタンへのインポート」、「Windows 7 スタイルのアプリケーションボタンの作成」、「アプリケーションボタンの色の変更」、および「アプリケーションメニューの作成」 トピックを参照してください。
リボンフォームの作成方法新しい Windows アプリケーションプロジェクトを作成すると、デザインビューには Windows フォームが表示されます。Windows フォームをリボンフォームに変更するには、以下の手順を実行します。
Visual Basic 言語の場合
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
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Partial Class Form1 Inherits System.Windows.Forms.Form '... End Class |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
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partial class Form1 : Form { //... } |
以下のような記述と置き換えます。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
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Partial Class Form1 Inherits C1.Win.C1Ribbon.C1RibbonForm '... End Class |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
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partial class Form1 : C1.Win.C1Ribbon.C1RibbonForm { //... } |
ウィンドウフォームとリボンフォームの違いは以下のとおりです。