手順 1:スケジュール作成アプリケーションの作成 トピックで作成したスケジュールアプリケーションにデータソースを連結するには、以下の手順を実行します。
- C1Schedule タスク メニューを開きます。C1Scheduleタスク メニューへのアクセス方法の詳細については、C1Schedule タスク]メニュー を参照してください。
- C1Schedule タスク メニューで、予定のデータソースの選択 ドロップダウン矢印をクリックし、ドロップダウンボックスから プロジェクトのデータソースの追加 リンクを選択します。
- データソース構成ウィザード が表示されます。データソースの種類の選択 ページ上で選択されているデフォルト設定である データベース をそのままにして、次へ をクリックします。
- 新しい接続 ボタンをクリックし、新しい接続を作成するか、ドロップダウンリストから1つ選択します。
- 接続の追加 ダイアログボックスが表示されます。
- 参照 をクリックします。Microsoft Access データベースファイルの選択 ダイアログボックスで、参照 ボタンを使用して C1ScheduleDemo サンプルに含まれる NWind.mdb データベースを検索します。NWind.mdb ファイルを選択し、OK をクリックします。
- 接続の追加 ダイアログボックスで、テスト接続 ボタンをクリックして、データベースまたはサーバーに正常に接続したことを確認し、OK をクリックします。データ接続の選択 ページに、新しい文字列が表示されます。
- 次へ ボタンをクリックし、次に進みます。データファイルをプロジェクトに追加して接続文字列を変更するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。いいえ をクリックします。
- はい、接続に名前を付けて保存 ボックスをオンにして、名前を入力し、接続文字列をアプリケーション構成ファイルに保存します。次へ ボタンをクリックし、次に進みます。
- データベースオブジェクトの選択 ページで、Appointments テーブルを選択し、すべてのフィールドを含めます。データセット名 ボックスに AppointmentsDS と入力し、完了をクリックしてウィザードを終了します。
- データセットと接続文字列がプロジェクトに追加されます。さらに、Visual Studio は次のようなコードを自動的に作成し、データセットにデータを読み込みます。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー |
Me.AppointmentsTableAdapter.Fill(Me.AppointmentsDS.Appointments)
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C#コードの書き方
C# |
コードのコピー |
this.appointmentsTableAdapter.Fill(this.appointmentsDS.Appointments);
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- Form_FormClosing イベントに次のコードを追加し、フォームが閉じるときにデータベースを更新させます。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー |
Me.AppointmentsTableAdapter.Update(Me.AppointmentsDS.Appointments)
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C#コードの書き方
C# |
コードのコピー |
this.appointmentsTableAdapter.Update(this.appointmentsDS.Appointments);
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- C1Schedule タスク]メニューで、予定のデータソースの選択 ドロップダウンボックスの Form1 リストのインスタンス で、AppointmentsDS を選択します。
- データソースが設定されたら、予定マッピングの設定 リンクが表示されます。予定マッピングの設定 リンクをクリックすると、予定ストレージのプロパティ ダイアログボックスが開きます。
- 予定ストレージのプロパティ ダイアログボックスで、データメンバ ドロップダウン矢印をクリックし、ドロップダウンリストから 予定 を選択します。
- マッピング で、以下のプロパティを設定します。
マッピング |
プロパティ |
Id |
Id |
プロパティ |
Properties |
本文 |
Body |
終了日時 |
End |
場所 |
Location |
開始日時 |
Start |
件名 |
Subject |
メモ:必須プロパティは、適切に設定されると、赤色から緑色に変わります。すべてのマッピングが設定されたことを確認するには、赤色のプロパティが残っていないようにします。そうでない場合は、実行時エラーが発生します。
- OK をクリックし、予定ストレージのプロパティ ダイアログボックスを閉じます。
アプリケーションを実行し、次のことを観察します。
Appointments テーブルからのデータが C1Calendar and C1Schedule の両方のコントロールに反映されます。
デフォルトでは、Office 2007の視覚スタイルでナビゲーションパネルとブラウズボタンを有効することにより、追加ナビゲーションオプションを使用できます。予定が日付の表示領域内に入らない状態では、スケジュールの左右端にナビゲーションパネルが表示します。1つのパネルをクリックして予定の前のまたは次の予定を表示できます。また、予定の前後に予定がない場合、当該パネルが無効になります。以下の図では、前のパネルは有効で、次のパネルが無効になって表示されています。
ナビゲーションボタンはC1Scheduleコントロールのタイトルバー上に表示され、スケジュールをナビゲートする場合も利用できます。ボタンの1つをクリックして現在のビューを前のや次の日付範囲に切り替えます。
これで、スケジュールアプリケーションをデータソースに連結することに成功しました。次のトピックでは、1日 10 時間、週4日稼働のカレンダー設定をカスタマイズする方法について学習します。