データコンシューマーをデータソースと接続する処理をデータ連結と呼びます。TreeView for WinForms は、非連結モードと連結モードという 2 つのモードでのデータ連結をサポートしています。
非連結モードでは、TreeView コントロールはどのデータソースにも連結されません。非連結モードでは、デザイナを使用するか、プログラムで、列とノードを手動で作成する必要があります。設計時に非連結モードでノードを作成する場合は、ツリーノードエディターでノードを追加するだけです。ツリーノードエディターへのアクセス方法については、「コレクションエディター」を参照してください。非連結モードでプログラムによってノードを作成する場合は、Add メソッドと Insert メソッドを使用します。詳細については、「ノードの追加と削除」を参照してください。
連結モードでは、TreeView コントロールは、データソースから取得されたデータを使用し、それを親ノードと子ノードの形式で階層的に表示します。 TreeView は、BindingSource、List、DataView、DataTable、DataSet などのデータソースオブジェクトや、IBindingList、IList などの所定のインタフェースを実装するオブジェクトをサポートします。
TreeView をデータソースオブジェクトに連結するには、C1TreeView の DataSource プロパティを使用する必要があります。TreeBoundMode プロパティを TreeBoundMode 列挙に含まれる次の値のいずれかに設定することで、TreeView の連結モードのタイプを指定できます。
データソースを設定したら、C1TreeColumn の DisplayFieldName プロパティを使用して、列に表示するフィールドのリストを設定できます。詳細については、列を参照してください。
TreeView をさまざまなオブジェクトに連結する方法については、以下のセクションを参照してください。