積層グループ

FlexChart は、縦棒グラフと横棒グラフで、データ項目の積層とグループ化をサポートします。積層は、データを上に（縦棒グラフ）または横に（横棒グラフ）積み重ねます。一方、グループ化は、縦棒グラフまたは横棒グラフで積み重ねられたデータを集合化します。

積層グループを使用すると、グループ内のカテゴリ間で項目を比較できます。さらに、各グループの項目間の相対的な差を視覚化できます。

次の図に、FlexChart の積層グループを示します。

特定の積層グループで特定の系列を積み重ねるには、系列の StackingGroup プロパティで積層グループのインデックス値を設定します。FlexChart の積層グループは、FlexChart の Stacking プロパティが Stacked または Stacked100pc に設定されている場合に実装できます。これにより、チャートのデータ値を積み重ねる方法を指定します。

次のコードは、連続した 3 か月の果物のデータを比較し、FlexChart で積層グループで実装する方法を示します。

XAML

<Chart:C1FlexChart x:Name="flexChart"
                   Stacking="Stacked"
                   ItemsSource="{Binding DataContext.Data}"
                   BindingX="Fruit">
    <Chart:Series SeriesName="3月" Binding="March"
                  StackingGroup="0"/>
    <Chart:Series SeriesName="4月" Binding="April"
                  StackingGroup="0"/>
    <Chart:Series SeriesName="5月" Binding="May"
                  StackingGroup="1"/>
</Chart:C1FlexChart>