ライセンス情報の埋め込み |
ComponentOne の WPF用コントロールは、LicenseProvider をベースとしたライセンス認証の仕組みを採用しています。通常、Xaml デザイナを使用してフォームもしくはウィンドウ上にコンポーネントを配置した時点で、プロジェクトに licenses.licx という名前のライセンス情報ファイルが生成され(存在しない場合)、その中にコンポーネントのライセンス情報が記述されます。licenses.licx は埋め込みリソースとしてアプリケーションの実行ファイル内に取り込まれ、実行時にはそのライセンス情報を基に、コンポーネントの使用が許諾されているかどうかを判断します。
しかしながら、2020年4月現在、.NET Core プロジェクト用の Xaml デザイナにおいて、licenses.licx ファイルの生成およびライセンス情報の埋め込み処理はサポートされていません。そのため、.NET Core プロジェクトで ComponentOne のコンポーネントを使用する場合は、「実行時にコンポーネントを組み込む」トピックの解決策2として示す手順に従って、.NET Core プロジェクトに対して手動で licenses.licx ファイルの生成およびプロジェクトへのライセンス情報の埋め込みを行う必要があります。