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XAML と XAML 名前空間

XAML は、Windows Presentation Foundation(WPF)と .NET Framework 3.0 以降でユーザーインタフェースマークアップ言語として使用される XML ベースの宣言型言語です。XAML を使用することで、グラフィカルにカスタマイズされた機能豊富なユーザーインタフェースを作成したり、データ連結を実行することができます。 XAML の詳細については、Microsoft Docs 内の「XAML の概要 (WPF)」 を参照してください。

XAML 名前空間

名前空間は、アセンブリ内で定義されるオブジェクトを組織化します。アセンブリは複数の名前空間を持つことができ、それらの名前空間も他の名前空間を持つことができます。名前空間はあいまいさを取り除き、クラスライブラリなどの大きなオブジェクトグループを使用する場合の参照を簡略化します。

Microsoft Expression Blend プロジェクトを作成すると、1つの XAML ファイルが自動的に作成され、いくつかの初期名前空間が指定されます。

名前空間

説明

xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"

これは、Windows Presentation Foundation のデフォルトの名前空間です。

xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"

これは、x: プリフィックスにマップされる XAML 名前空間です。x: プリフィックスは、WPF アプリケーションに必要なよく使用される多くの機能を定義する名前空間をすばやく簡単に参照する方法を提供します。

Microsoft Expression Blend または Visual Studio でウィンドウに WPF コントロールを追加すると、Blend または Visual Studio がこのコントロールの XML 名前空間を自動的に作成します。この名前空間は次のようになります。

XML
xmlns:c1="http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml"

この名前空間の値は c1、名前空間は http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml です。これは統合名前空間です。これがプロジェクトに導入されると、参照に含まれるすべての ComponentOne WPF コントロールに XAML(および IntelliSense)からアクセスできるようになります。ただし、使用するコントロールごとにアセンブリへの参照を追加する必要があります。

また、この名前空間に独自の名前を付けることもできます。次に例を示します。

XML
xmlns:My="http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml"

これで、プロパティ、メソッド、およびイベントを割り当てる際に、独自の名前空間を使用できます。たとえば、境界線付きの C1Book を追加するには、次の XAML を使用します。

XML
<My:C1Book Name="C1Book1" BorderThickness="10,10,10,10">
参照