Xuni コントロール > FlexChart > チャートタイプ |
要件に応じて、FlexChart コントロールのタイプを変更できます。チャートタイプを変更するには、FlexChart コントロールの ChartType
プロパティを設定します。この場合、FlexChart に複数の系列を追加すると、そのすべての系列が同じチャートタイプになります。複数の系列を追加し、系列ごとに異なる ChartType
を設定する方法については、「複合チャート」を参照してください。
C# |
コードのコピー
|
---|---|
chart.ChartType = ChartType.LineSymbol; |
XAML |
コードのコピー
|
---|---|
<xuni:FlexChart x:Name="chart" ChartType="Bar" ItemsSource="{Binding Data}" BindingX="Name" Grid.Row="1" Grid.ColumnSpan="2"> <xuni:FlexChart.Series> <xuni:ChartSeries x:Name="Sales2014" Binding="Sales" ></xuni:ChartSeries> </xuni:FlexChart.Series> </xuni:FlexChart> |
FlexChart は、9 種類のチャートタイプをサポートします。
面グラフは、同じ系列のデータポイントどうしを線で結び、この線の下の領域を塗りつぶして量を示します。新しい系列は、それぞれ前の系列の上に表示されます。系列は、個別に描画することも、積層にして描画することもできます。
これらのグラフは、関連する属性間の長期にわたるトレンドを示す場合によく使用されます。
横棒グラフまたは縦棒グラフは、各系列を同じ色と幅の棒の集合として表し、各棒の長さは値によって決定されます。新しい系列は、それぞれ前の系列の棒の集合の隣に棒の集合としてプロットされます。棒が横向きに置かれる場合は横棒グラフと呼ばれ、棒が縦向きに置かれる場合は縦棒グラフと呼ばれます。横棒グラフおよび縦棒グラフは、グループ化するか、積み上げることができます。
これらのグラフは、年代別や月別などの個別カテゴリにグループ化されたデータを視覚的に表す場合によく使用されます。
棒グラフ |
縦棒グラフ |
バブルチャートは 3 次元のデータを表します。X 値と Y 値で 2 つのデータ次元を示します。3 つめの次元は、バブルのサイズによって示されます。
これらのチャートは、軸に対する相対位置とサイズに基づいてエンティティを比較する場合に使用されます。
ローソク足チャートは、特定の株の始値、終値、高値、安値を示す株価チャートです。このチャートは、特殊なタイプの HiLoOpenClose チャートで、始値と終値の関係、および高値と安値の関係を示す場合に使用されます。ローソク足チャートは、価格データ(高値、安値、始値、終値)を使用します。また、始値と終値の関係を追加情報として提供するために、太いローソク部分の色とサイズを使用します。たとえば、長い白抜きのローソクは買い圧力を示し、長い塗りつぶされたローソクは売り圧力を示します。
ローソク足チャートの要素
ローソク足チャートは、ローソク、上ヒゲ、および下ヒゲで構成されています。
ローソク足では、系列内のデータポイントごとに 5 つの値があります。
次の図は、株価を表示するローソク足チャートを示しています。
HiLoOpenClose は、4 つの独立した値を組み合わせた株価チャートで、系列内のポイントの高値、低値、始値、および終値を提供します。株の高値および低値を表示するほか、Y2 および Y3 配列要素がそれぞれ株の始値および終値を表します。
折れ線グラフは、データポイントどうしを線で結んで各系列を描画します。面グラフと似ていますが、データポイントどうしを結んだ線の下の領域は塗りつぶされません。系列は、個別に描画することも、積層にして描画することもできます。これは、さまざまなデータグループ間の値の変化を最も効率よく示す方法です。折れ線シンボルグラフは、折れ線グラフと似ていますが、シンボルを使用してデータポイントを表します。
これらのグラフは、長期にわたるトレンドやパフォーマンスを示す場合によく使用されます。
折れ線グラフ |
折れ線シンボルグラフ |
散布図は、X および Y 軸座標を使用してプロットされた点で系列を表します。X 軸と Y 軸を組み合わせて複数のデータポイントにし、それらを不均一な点の集まりとして表示します。
これらのチャートは、さまざまな X および Y 座標値に対するデータポイント密度のばらつきを判断する場合によく使用されます。