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クイックスタート:FlexPie へのデータの追加

このセクションでは、移植可能なアプリまたは共有アプリに FlexPie コントロールを追加し、そこにデータを追加する方法について説明します。C# または XAML で Xuni コンポーネントを追加する方法については、「C# による Xuni コンポーネントの追加」または「XAML による Xuni コンポーネントの追加」を参照してください。

このトピックは 3 つの手順で構成されます。

次の図は、上記の手順を実行した後の FlexPie を示しています。

手順 1:FlexPie のデータソースの作成

次のクラスは、FlexPie のデータソースとして機能します。

以下のように System および System.Collections.Generic 参照を含めます。

using System;

using System.Collections.Generic;

C#
コードのコピー
public class FlexPieDataSource
{
    private List<FruitEntity> entityList;

    public List<FruitEntity> Data
    {
        get { return entityList; }
    }

    public FlexPieDataSource()
    {
        entityList = new List<FruitEntity>();
        string[] fruits = new string[] { "みかん", "りんご", "なし", "バナナ", "パイナップル" };
        Random random = new Random();
        for (int i = 0; i < fruits.Length; i++)
        {
            decimal value = (decimal)random.NextDouble() * 100;
            entityList.Add(new FruitEntity(fruits[i], value));
        }   
    }
}
pubic class FruitEntity
{
    public string Name { get; set; }
    public decimal Value { get; set; }

    public FruitEntity(string name, decimal value)
    {
        this.Name = name;
        this.Value = value;
    }
}

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手順 2:FlexPie コントロールの追加

C# または XAML で FlexPie コントロールを初期化するには、次の手順を実行します。

C# のコード

  1. 新しいクラス(QuickStart.cs など)を Portable または Shared プロジェクトに追加し、以下のように Xuni FlexPie および Xamarin 参照を含めます。
    C#
    コードのコピー
    using Xuni.Forms.FlexPie;
    using Xamarin.Forms;
    
  2. FlexPie コントロールを新しいメソッド GetFlexPie() 内でインスタンス化します。
    C#
    コードのコピー
    public static FlexPie GetFlexPie()
    {
    
        FlexPie chart = new FlexPie();
        FlexPieDataSource ds = new FlexPieDataSource();
        chart.BindingName = "Name";
        chart.Binding = "Value";
        chart.ItemsSource = ds.Data;
        return chart;
    }
    

XAML のコード

  1. 新しい Forms XAML ページ(QuickStart.xaml など)を Portable または Shared プロジェクトに追加し、<ContentPage> タグを変更して、以下のように Xuni 参照を含めます。
    XAML
    コードのコピー
    <ContentPage xmlns="http://xamarin.com/schemas/2014/forms"
    xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2009/xaml"
    x:Class="Appl.QuickStart"
    xmlns:xuni="clr-namespace:Xuni.Forms.FlexPie;assembly=Xuni.Forms.FlexPie" >
    
  2. FlexPie コントロールを初期化します。それには、コントロールの <ContentPage></ContentPage> タグ間の <StackLayout></StackLayout> タグ内で、次のようにマークアップを追加します。
    XAML
    コードのコピー
    <xuni:FlexPie x:Name="chart" ItemsSource="{Binding Data}" BindingName="Name" Binding ="Value"> </xuni:FlexPie>                 
    
  3. ソリューションエクスプローラーで、QuickStart.xaml ノードを展開し、QuickStart.xaml.cs を開いて、C# コードビハインドを開きます。
  4. QuickStart() クラスコンストラクタで、FlexPieDataSource の新しいインスタンスを FlexPie の BindingContext として設定します。

    次のコードは、上の手順を実行した後の QuickStart() クラスコンストラクタを示します。

    C#
    コードのコピー
    public QuickStart()
    {
       InitializeComponent();
       chart.BindingContext = new FlexPieDataSource();
    }
    
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手順 3:プロジェクトの実行

  1. ソリューションエクスプローラーで、App.cs をダブルクリックして開きます。
  2. FlexPie コントロールを表示するには、次の手順を実行します。
    • C# クラスを返すには、次の手順を実行します。 クラスコンストラクタ App() で、新しい ContentPageMainPage として設定し、コントロールを ContentPageContent に割り当てます。それには、メソッド GetFlexPie() (前の手順「手順 2:FlexPie コントロールの追加」で定義済み)を呼び出します。

      次のコードは、上記の手順を実行した後のクラスコンストラクタ App() を示します。

      C#
      コードのコピー
      public App()
      {
          // アプリケーションのルートページ
          MainPage = new ContentPage
          {
              Content = QuickStart.GetFlexPie()
          };
      }
      
    • Forms XAML ページを返すには、次の手順を実行します。 クラスコンストラクタ App() で、Forms XAML ページ QuickStartMainPage として設定します。

      次のコードは、この手順を実行した後のクラスコンストラクタ App() を示します。

      C#
      コードのコピー
      public App()
      {
          // アプリケーションのルートページ
          MainPage = new QuickStart();
      }
      
  3. iOS および Windows Phone アプリを実行するには、いくつかの追加手順が必要です。
    • iOS アプリ::
      1. ソリューションエクスプローラーで、YourAppName.iOS プロジェクト内の AppDelegate.cs をダブルクリックして開きます。
      2. 次のコードを FinishedLaunching() メソッドに追加します。
        C#
        コードのコピー
        Xuni.Forms.FlexPie.Platform.iOS.Forms.Init();
        
    • Windows Phone アプリ:
      1. ソリューションエクスプローラーで、MainPage.xml を展開します。
      2. MainPage.xml.cs をダブルクリックして開きます。
      3. 次のコードをクラスコンストラクタに追加します。
        C#
        コードのコピー
        Xuni.Forms.FlexPie.Platform.WinPhone.FlexPieRenderer.Init();
        
  4. F5 キーを押してプロジェクトを実行します。
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