DioDocs for Excel
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チャート
帳票の作成 > 帳票テンプレートの構成 > チャート

帳票テンプレートに Excel のチャートを追加し、生成する Excel 帳票に出力することができます。Excel 帳票では、グラフィックにデータを表示するためにチャートがよく使用されるので、本機能は非常に便利です。また、Excel 帳票が作成されるとき、最終的なチャートは常に最新のデータで更新されるという利点もあります。

帳票テンプレートにて、チャートの系列名、系列値、軸ラベルにテンプレートセルを指定することで、チャートにデータが連結されるよう設定できます。そして、Excel 帳票作成時には、チャートにデータが連結され、最新のデータを表示したチャートが Excel 帳票に出力されます。チャートは、データと同じワークシートだけでなく別のワークシートにも配置できます。

帳票テンプレートにチャートを追加し、そのデータソースとしてテンプレートセルを指定する手順は以下のとおりです。

ここでは、「四半期の業績」という帳票に、各都市の商品の売上高を表示するチャートを追加しています。帳票テンプレート内のチャートは、商品名を系列名、売上高を系列値、都市を軸ラベルとして設定し、売上高のデータをグラフィックに表示します。

  1. MS Excel にて、帳票テンプレートに空のチャートを挿入します。

  2. チャートを右クリックし、コンテキストメニューにて[データの選択]をクリックします。

  3. [データソースの選択]ダイアログにて、チャートの系列を追加するために[追加]ボタンをクリックします。

  4. [系列の編集]ダイアログにて、[系列名]欄をクリックし、商品名を系列名として使用するために、テンプレートフィールド「{{ds.Name}}」が設定されているセルを選択します。

  5. 次に、[系列値]欄をクリックし、売上高を系列値として使用するために、テンプレートフィールド「{{ds.Revenue}}」が設定されているセルを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

  6. 再び表示される[データソースの選択]ダイアログにて、[編集]ボタンをクリックします。

  7. [軸ラベル]ダイアログにて、[軸ラベル範囲]欄をクリックし、都市を軸ラベルとして使用するために、テンプレートフィールド「{{ds.City(E=H)}}」が設定されているセルを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

  8. 再び表示される[データソースの選択]ダイアログにて、データソースの設定を確認し、[OK]ボタンをクリックします。

  9. 必要に応じて、チャートをカスタマイズします。ここでは、グラフタイトルを非表示にし、凡例を表示するよう変更しています。

上記帳票テンプレートから生成される Excel 帳票は以下のようになります。