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ヘッダの書式設定

カレンダーのヘッダに表示できる書式の設定について解説します。

月-日カレンダーの書式設定

CalendarTypeプロパティがCalendarType.MonthDayのとき(月-日カレンダー)のヘッダの表示書式はHeaderFormatプロパティで設定します。 HeaderFormatプロパティに以下のキーワードとリテラル文字を設定することで、書式を作成します。

キーワード 説明
g 年号の頭文字をアルファベットで表示(M、T、S、H)
gg 年号の頭文字を漢字で表示(明、大、昭、平)
ggg 年号の正式名称を漢字で表示(明治、大正、昭和、平成)
e 和暦年を2桁で表示(先頭に0を付けない)
ee 和暦年を2桁で表示(先頭に0を付ける)
y 年を2桁で表示(先頭に0を付けない)
yy 年を2桁で表示(先頭に0を付ける)
yyy 年を4桁で表示(先頭に0を付けない)
yyyy 年を4桁で表示(先頭に0を付ける)
M 月を2桁の数字で表示(先頭に0を付けない)
MM 月を2桁の数字で表示(先頭に0を付ける)
MMM 月を省略形で表示
(DateTimeFormatInfo.AbbreviatedMonthNames() で指定された形式)
MMMM 月を正式名称で表示
(DateTimeFormatInfo.MonthNames()で指定された形式)
\(Chr(92)) キーワードをリテラル文字として表示

  • キーワード"e"または"ee"を使用する場合は、元号を表すキーワード"g"、"gg"、または"ggg"を必ず併用してください。
  • 和暦表示が可能な日付の範囲は、1868年9月1日〜2087年12月31日です。この範囲を超えた場合は、西暦で表示されます。

次のサンプルコードはヘッダの書式を設定する例です。

Imports GrapeCity.Web.Input.Core

' ヘッダを表示します。
GcCalendar1.ShowHeader = True
' ヘッダの高さを23ピクセルに設定します。
GcCalendar1.HeaderHeight = 23
' 年月を和暦で表示します。
GcCalendar1.HeaderFormat = "ggg e年 M月"
using GrapeCity.Web.Input.Core;

// ヘッダを表示します。
GcCalendar1.ShowHeader = true;
// ヘッダの高さを23ピクセルに設定します。
GcCalendar1.HeaderHeight = 23;
// 年月を和暦で表示します。
GcCalendar1.HeaderFormat = "ggg e年 M月";
年-月カレンダーの書式設定

CalendarTypeプロパティがCalendarType.YearMonth(年-月カレンダー)のときの書式設定には、 YearMonthFormatプロパティが参照する YearMonthFormatオブジェクトを使用します。

YearMonthFormatオブジェクトのMonthFormatおよびYearFormatプロパティにキーワードとリテラル文字を設定することで、月の書式、年の書式をそれぞれ作成します。

月の設定に関するキーワード

キーワード 説明
M 月を2桁の数字で表示(先頭に0を付けない)
MM 月を2桁の数字で表示(先頭に0を付ける)
MMM 月を省略形で表示
(DateTimeFormatInfo.AbbreviatedMonthNames() で指定された形式)
MMMM 月を正式名称で表示
(DateTimeFormatInfo.MonthNames()で指定された形式)

年の設定に関するキーワード

キーワード 説明
g 年号の頭文字をアルファベットで表示(M、T、S、H)
gg 年号の頭文字を漢字で表示(明、大、昭、平)
ggg 年号の正式名称を漢字で表示(明治、大正、昭和、平成)
e 和暦年を2桁で表示(先頭に0を付けない)
ee 和暦年を2桁で表示(先頭に0を付ける)
y 年を2桁で表示(先頭に0を付けない)
yy 年を2桁で表示(先頭に0を付ける)
yyy 年を4桁で表示(先頭に0を付けない)
yyyy 年を4桁で表示(先頭に0を付ける)

  • キーワード"e"または"ee"を使用する場合は、元号を表すキーワード"g"、"gg"、または"ggg"を必ず併用してください。
  • 和暦表示が可能な日付の範囲は、1868年9月1日〜2087年12月31日です。この範囲を超えた場合は、西暦で表示されます。

次のサンプルコードは、年-月カレンダーの表示書式を設定する方法を示します。

Imports GrapeCity.Web.Input.IMCalendar

GcCalendar1.CalendarType = CalendarType.YearMonth
GcCalendar1.YearMonthFormat.YearFormat = "ggg e年"
GcCalendar1.YearMonthFormat.MonthFormat = "MM月"
using GrapeCity.Web.Input.IMCalendar;

GcCalendar1.CalendarType = CalendarType.YearMonth;
GcCalendar1.YearMonthFormat.YearFormat = "ggg e年";
GcCalendar1.YearMonthFormat.MonthFormat = "MM月";
会計年度表示
CalendarYearプロパティをCalendarYear.Fiscalに設定すると、FirstFiscalMonthプロパティの設定に基づいた会計年度表示が有効になります。

会計年度が有効になると、ヘッダの年度表示が会計年度を基準に表示されます。たとえば、FirstFiscalMonthプロパティをMonths.Aprilに設定し、2015年3月を表示すると、ヘッダの年表示は「2014」となります。
参照

 

 


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