数値コントロールでは入力可能な範囲の指定や、ゼロやNull値の扱いを制御することができます。
| MaxMinBehaviorの値 | 説明 |
|---|---|
| AdjustToMaxMin | 値を最小値か最大値の近い方に設定します。 |
| Clear | 値を削除してnull(Visual BasicではNothing) にします。 |
| Restore | 変更前の値に戻します。 |
| CancelInput | 最後の入力をキャンセルしてフォーカスを保持します。 |
| Keep | 最後に入力された現在値を保持します。 |
| 機能 | 説明 |
|---|---|
InvalidInput |
キーボードまたはクリップボードから無効な値を入力しようとしたときに発生します。 |
InvalidRange |
MinValueプロパティとMaxValueプロパティで定義された有効範囲を超えた値を入力して、コントロールからフォーカスを移動したときに発生します。 |
Formatプロパティによる入力書式の設定で小数の入力を許可しない場合、小数点が含まれた数値がクリップボードから貼り付けられたときの入力値をAcceptsDecimalプロパティを使用して制御することができます。既定値はDecimalMode.Cutです。
| AcceptsDecimalの値 | 説明 |
|---|---|
| Cut | 小数点以下が切り捨てられます。「123.45」という数値が「123」として入力されます。 |
| Filter | 小数点が削除されます。「123.45」という数値が「12345」として入力されます。 |
次のサンプルコードは、数値コントロールに整数の入力のみ許可し、小数点を含む数値が貼り付けられたときは、小数点を削除する例です。
GcNumber1.Format.Digit = "#####" GcNumber1.DisplayFormat.Digit = "#####" GcNumber1.AcceptsDecimal = GrapeCity.Web.Input.IMNumber.DecimalMode.Filter
GcNumber1.Format.Digit = "#####"; GcNumber1.DisplayFormat.Digit = "#####"; GcNumber1.AcceptsDecimal = GrapeCity.Web.Input.IMNumber.DecimalMode.Filter;
| AcceptsCrLfの値 | 説明 |
|---|---|
| NoControl | 改行コードはそのままでコピー、貼り付けを行います。 |
| Filter | コピー、切り取り、または貼り付け文字列内にあるすべての改行コードを削除します。 |
| Cut | コピー、切り取り、および貼り付け文字列内にある最初の改行コード以降の文字列を切り取ります。 |