ここでは、移行に関する注意点について説明します。移行元バージョンごとの注意事項については、それぞれ以下の項目を参照してください。
11.0J は、いずれの製品とも共存可能です。開発環境、実行環境の両方にインストールし、同時に利用することができます。
11.0J は、4.0J 以前のバージョンと名前空間が異なるため、同一のプロジェクトで併用することができます。ただし、4.0J はVisual Studio 2012 以降、.NET Framework 4.5.2 以降での開発、および Windows 7 以降の OS に対応していませんので、これらの環境で動作させるためには 5.0J 以降のバージョンを使用してください。
また、11.0J は 5.0J/6.0J/7.0J/8.0J/10.0J と同じ名前空間を使用しているため、それらを 11.0J と同一のプロジェクトで併用することはできません。
「InputMan のバージョンアップ履歴」のとおり、5.0J からの製品構成の変更により、いくつかのコントロールは PlusPak に含まれています。
PlusPak に収録されているコントロールを含んだ旧バージョンのプロジェクトを移行するためには、InputMan と PlusPak の両方の移行ツールを実行します。
詳細な手順は、「ラッパーコントロールへ移行する方法」を参照してください。
6.0J まで「DB Entry」にて提供されていた住所検索の機能は、7.0J 以降「JPAddress for Windows Forms」の機能を利用するように変更されました。
5.0J/6.0J の住所検索コンポーネントは、11.0J の移行ツールで JPAddress を利用するように変更されます。詳細な手順は下記を参照してください。
移行後に住所検索コンポーネントを利用するには JPAddress のインストールが必要となります。
ActiveX 版や ASP.NET 版など、異なるプラットフォームのプロジェクトの移行には対応しておらず、新規プロジェクトを作成していただくことになります。その際は、移行情報を参考にしてください。