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WPF XAML ブラウザアプリケーションの配布

WPF XAML ブラウザアプリケーション(XBAP:Xaml Browser Application、エックスバップと読みます)は、Internet Explorer などのブラウザによってホストされる WPF アプリケーションです。このセクションでは、InputMan for WPF を使用した XBAP の配布について説明します。

XBAP の配置に必要なファイル

XBAP プロジェクトをビルドすると、Bin/Debug フォルダあるいは Bin/Release フォルダに以下のファイルが生成されます。

  • 実行可能ファイル(*.exe)
  • アプリケーションマニフェストファイル(*.exe.manifest)
  • 配置マニフェストファイル(*.xbap)

また、実行可能ファイルと同じ場所に、アプリケーションの実行に必要なアセンブリ DLL などの関連ファイルがコピーされます。

XBAP を配置する際は、上記ファイルのほか、これらのファイルもすべて Web サーバーにコピーする必要があります。

XBAP の配置

Web サーバー上にアプリケーションを配置する場合は、xcopy を使用したり、Visual Studio の Web 発行機能などを使用したりできます。

xcopy を使用して XBAP を展開するには、以下の手順にしたがいます。

  1. Visual Studio 上で XBAP プロジェクトのビルドあるいはリビルドを実行します。このとき、配置に必要なファイルが Bin/Debug フォルダあるいは Bin/Release フォルダに作成されます。
  2. 上記フォルダ内に生成された各種ファイルを、Web サイト上のフォルダにコピーします。例えば、インターネットインフォメーションサービス(IIS)がインストールされている場合は、既定のサイトの仮想ディレクトリにそれぞれのファイルをコピーできます。このディレクトリは、通常、C:\Inetpub\wwwroot にマップされます。
  3. 配置マニフェストファイル(*.xbap)を開くテストページを作成して、アプリケーションがどのように表示されるかをテストします。

    以下の HTML コードは、Sample.xbap を開くためのテストページの記述例です。このページにアクセスすると、Sample.xbap に自動的にリダイレクトされます。

    HTML
    <html>
      <head>
        <title>XBAP テストページ</title>
        <meta  http-equiv="refresh" content="0; url=Sample.xbap">
      </head>
    </html>
参照

その他のリソース