リサイズはクリックかドラッグ

外観を変更する

このトピックでは、コンボコントロールの外観のカスタマイズについて解説します。

テーマの適用

InputMan for WPF に用意されているテーマテンプレートを使用することで、コントロールの外観のスタイルを変更することができます。

テーマの名前外観説明
GenericGeneric スタイル標準的なデザインのテーマです。
AeroAero スタイルAero の外観に似たデザインのテーマです。
Aero2Aero2 スタイルAero2 の外観に似たデザインのテーマです。
AeroLiteAeroLite スタイルAeroLite の外観に似たデザインのテーマです。
BureauBlueBureauBlue スタイルOffice Blue の外観に似たデザインのテーマです。
BureauBlackBureauBlack スタイルOffice Black の外観に似たデザインのテーマです。
ClassicClassic スタイルClassic の外観に似たデザインのテーマです。
ExpressionDarkExpressionDark スタイルExpression Blend の外観に似たデザインのテーマです。
Luna(NormalColor)Luna(NormalColor) スタイルLuna NormalColor の外観に似たデザインのテーマです。
Luna(Homestead)Luna(Homestead) スタイルLuna Homestead の外観に似たデザインのテーマです。
Luna(Metallic)Luna(Metallic) スタイルLuna Metallic の外観に似たデザインのテーマです。
RoyaleRoyale スタイルRoyale の外観に似たデザインのテーマです。

テーマテンプレートに関する詳細については「テーマテンプレートを使用する」を参照してください。

注意 メモ 注意

テーマが Generic および Aero で IsEditable プロパティが False で編集不可の場合、コントロールの構成上、スピンボタンの表示位置がドロップダウンボタンの右側となります。

グリッド線と項目ごとのスタイル

リストボックスに水平方向のグリッド線の線色と線種を設定するには、HorizontalGridLineBrush および HorizontalGridLineStyle プロパティを、 垂直方向のグリッド線を設定するには、VerticalGridLineBrush および VerticalGridLineStyle プロパティを使用します。

交互の項目(行)の背景色を変更するには、AlternatingItemBackground および ItemBackground プロパティを 使用します。ItemBackground プロパティは全項目の背景色を設定し、 AlternatingItemBackground プロパティは奇数行にある項目の背景色を設定します。 また、このとき AlternationCount プロパティに1を設定します。

以下のサンプルコードは、垂直、水平方向にグリッド線を表示し、偶数行と奇数行で異なる背景色を表示します。

using GrapeCity.Windows.InputMan;
using System.Windows.Media;

GcComboBox1.HorizontalGridLineBrush = Brushes.Green;
GcComboBox1.HorizontalGridLineStyle = LineStyle.Single;
GcComboBox1.VerticalGridLineBrush = Brushes.Orange;
GcComboBox1.VerticalGridLineStyle = LineStyle.Dotted;
GcComboBox1.AlternationCount = 2;
GcComboBox1.ItemBackground = Brushes.LightCyan;
GcComboBox1.AlternatingItemBackground = Brushes.LightYellow;
罫線と交互行
(図): 上記サンプルコードの実行結果

なお、複数のスタイルを2行以上の特定の行置きに繰り返して表示するには、AlternationCount プロパティで行数を指定し、 AlternationConverter を使用してスタイルを定義します。

テキストの配置

入力領域内テキストの水平方向および垂直方向の配置は、HorizontalContentAlignment プロパティおよび VerticalContentAlignment プロパティで設定します。また、Padding プロパティを使うことで、コントロールの上下左右の端からデータ入力領域の端までの距離をピクセル単位で調整できます。

整列位置

以下のサンプルコードは、HorizontalContentAlignmentVerticalContentAlignmentPadding の各プロパティを使用して、テキストの配置位置を設定します。

// コントロールのパディングをそれぞれ左右=4、上下=3に設定します。
GcComboBox1.Padding = new Thickness(4, 3, 4, 3);

// テキストの水平方向の配置を右揃えに設定します。
GcComboBox1.HorizontalContentAlignment = System.Windows.HorizontalAlignment.Right;

// テキストの垂直方向の配置を中央に設定します。
GcComboBox1.VerticalContentAlignment = System.Windows.VerticalAlignment.Center;
参照