MESCIUS InputMan for WPF 3.0J > InputMan for WPF の使い方 > リストコントロール > 基本的な使い方 |
このトピックでは、リストコントロールの基本的な使い方について解説します。
リストコントロールは、一列のみの表示と各項目にサブ項目が設定された複数列での表示が可能です。リストボックスに一列のみ表示する場合は、UseMultipleColumn プロパティを False に設定します。デフォルトは True です。
(図):シングルカラムとマルチカラム
シングルカラムとマルチカラムのそれぞれの詳細については、以下のトピックを参照してください。
指定の項目を選択および選択項目を取得するには、以下のプロパティを使用します。
メンバ名 | 説明 |
---|---|
SelectedIndex | 項目のインデックスを指定します。 |
SelectedItem | 項目オブジェクトを指定します。 |
SelectedValue | SelectedValuePath プロパティを使用して取得される SelectedItem プロパティの値を指定します。 |
以下は、SelectedIndex プロパティを使用して2番目の項目を選択するサンプルコードです。
リストコントロールの項目は、マウス操作またはキーボードの上下キーで選択することができます。リストコントロールの項目の選択方法には、項目を1つだけ選択する単一選択と複数の項目を選択する複数選択があります。また項目を選択できないように設定することもできます。 選択方法の設定はSelectionMode プロパティで行います。
SelectionMode の値 | 説明 |
---|---|
Extended | 複数の項目を選択できます。また、Shift キー、Ctrl キー、および方向キーを使用して項目を選択できます。 |
Multiple | 複数の項目を選択できます。 |
Single | 1つの項目だけ選択できます。 |
選択された項目のオブジェクトを取得するには、単一選択の場合は、SelectedItem プロパティで取得することができます。
複数選択された項目を取得するには、SelectedItems プロパティを使用します。SelectedItems プロパティは、選択されたリストの項目の コレクションです。
選択された項目のインデックスを取得する場合は、単一選択の場合は、SelectedIndex プロパティを使用します。また、複数選択された項目のインデックスを取得するには、SelectedIndices プロパティを使用します。