GrapeCity MultiRow for Windows Forms 11.0J
旧バージョンとの互換性

基本的な考え方

MultiRow開発チームでは、旧バージョン(MultiRow for Windows Forms 5.0J/6.0J/7.0J/8.0J/10.0J)との互換性に配慮してMultiRow for Windows Forms 11.0J(以下、11.0J)を開発しています。影響が軽微であるか、または改善される動作を除いて、旧バージョンで開発されたアプリケーションを11.0Jに置き換えたとき、同じように動作することが期待されます。たとえば、各プロパティの既定値は、旧バージョンと11.0Jとで同じです。いくつかの例外を除いて11.0Jに置き換えたことによってエンドユーザーに対して新たな操作が許可されることはありません。

互換性について

11.0Jは、旧バージョンとの上位互換を提供しています。旧バージョンで作成されたアプリケーションは、アセンブリへの参照とライセンス情報を書き換えて11.0Jでビルドし直すことにより、旧バージョンと同等の振る舞いを維持します。11.0Jへの移行に伴って一部の動作が変わる可能性がありますが、このようなケースに対しては、旧バージョンと同じ振る舞いを維持するためのオプションが提供されています。また、旧バージョンのソースコードに対して意図しない動作を起こす可能性の高い機能については、11.0Jでは既定では無効になっています。たとえば、6.0Jで追加されたヘッダへの入力機能が該当します。
11.0Jで作成されたソースコードを旧バージョンで読み込むことはできません。(下位互換はありません)

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