GrapeCity.Win.Pickers 名前空間 > GcColorPicker クラス : ColorParsing イベント |
Public Event ColorParsing As EventHandler(Of ColorParsingEventArgs)
public event EventHandler<ColorParsingEventArgs> ColorParsing
イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、ColorParsingEventArgs 型の引数を受け取りました。次の ColorParsingEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 解説 |
---|---|
Color | 指定されたテキストから解析された色を取得または設定します。 |
Text | ColorParsingイベントが発生したときに解析されるテキストを取得します。 |
デフォルトでは、GcColorPickerコントロールは、System.StringからSystem.Drawing.Colorへの標準変換を使用して、テキスト部分に表示されるユーザー指定のテキストを実際の基になるSelectedColor値に変換します。標準変換では要件が満たされない場合は、ColorParsingイベントを処理して、テキストから必要な色への変換をカスタマイズできます。ColorParsingイベントはGcColorPickerの入力テキストが変更されるたびに発生するため、このイベントのイベントハンドラには時間のかかる処理を記述しないでください。
ColorParsingイベントを処理するとき、ColorParsingEventArgs.Textプロパティは、GcColorPickerコントロールの入力テキストで初期化されます。入力テキストから選択された色へのカスタム変換を行う場合は、ColorParsingEventArgs.Colorプロパティを変換後の色に設定します。
色値から表示用の書式設定されたテキスト値への変換をカスタマイズするには、ColorFormattingイベントを処理します。
次のサンプルコードは、ColorParsingイベントを使用して入力テキストから必要な色への変換をカスタマイズする方法を示します。このサンプルコードを実行するには、System.Windows.Forms.Formプロジェクトを作成し、GcColorPickerインスタンスを追加して、以下のコードをプロジェクトに貼り付けます。そして、このイベントハンドラをGcColorPickerインスタンスのColorParsingイベントに関連付けます。
private void GcColorPicker_ParseColor(object sender, ColorParsingEventArgs e) { switch (e.Text.ToLower()) { case "mycolor1": e.Color = Color.FromArgb(255, 192, 192); break; case "mycolor2": e.Color = Color.FromArgb(255, 255, 192); break; } }
Private Sub GcColorPicker_ParseColor(ByVal sender As Object, ByVal e As ColorParsingEventArgs) Select Case e.Text.ToLower() Case "mycolor1" e.Color = Color.FromArgb(255, 192, 192) Exit Select Case "mycolor2" e.Color = Color.FromArgb(255, 255, 192) Exit Select End Select End Sub
Target Platforms: Windows 7, Windows Vista SP1 or later, Windows XP SP3, Windows Server 2008 (Server Core not supported), Windows Server 2008 R2 (Server Core supported with SP1 or later), Windows Server 2003 SP2