MESCIUS SPREAD for ASP.NET 10.0J
数式エクステンダの使用

数式エクステンダ(FormulaExtender)を使用すると、FpSpreadコントロールの値を計算して、テキストボックスなど他のコントロールに計算結果を表示できます。

数式エクステンダが対応するコントロールは、次のとおりです。

ASP.NET標準のコントロール HTMLコントロール
次のASP.NET標準のWebサーバーコントロールに対応しています:
  • TextBox
  • Label
  • DropDownList
  • CheckBox
  • CheckBoxList
  • RadioButton
  • RadioButtonList
  • ListBox
  • HiddenField
  • HyperLink
  • Literal
  • Button
次のHTMLコントロールに対応しています:
  • HtmlAnchor
  • HtmlImage
  • HtmlSelect
  • HtmlTextArea
  • HtmlContainerControl

数式は、コントロール名を角かっこで囲み、シート名を指定します。以下、有効な書式の例です。

FormulaExtenderコントロールは、Visual Studioのツールボックスに、次の図のアイコンで表示されます。

数式エクステンダの使用

数式エクステンダは、デザイン画面からでも、コードからでも設定できます。以下、デザイン画面での設定方法です。

  1. 数式エクステンダをフォームに追加します。

  2. 計算結果を表示するコントロール(テキストボックスなど)を追加します。
  3. スマートタグから[数式の編集]を選択するか、数式エクステンダのプロパティリストから[FormulaEntries]を選択して、参照(...)ボタンをクリックしてコレクションエディタを開きます。

  4. FormulaEntryコレクションエディタが表示されます。

  5. 追加]ボタンを選択して、コントロールIDと数式を指定します。[OK]をクリックします。

以下、コードでの設定方法です。

設定方法

  1. テキストボックスコントロールを追加します。
  2. FormulaExtenderクラスのAddFormulaメソッドを使用します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、テキストボックスコントロールにセル値を追加します。

FpSpread1.ActiveSheetView.Cells[0, 0].Value = 2;
FpSpread1.ActiveSheetView.Cells[1, 0].Value = 3;
FormulaExtender1.AddFormula("textBox1", "[FpSpread1]Sheet1!A2");
FpSpread1.ActiveSheetView.Cells(0, 0).Value = 2
FpSpread1.ActiveSheetView.Cells(1, 0).Value = 3
FormulaExtender1.AddFormula("textBox1", "[FpSpread1]Sheet1!A2")
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