PowerTools SPREAD for ASP.NET 8.0J > 開発者の手引き > 状態管理 > 状態管理の概要 |
HTMLページ状態は、ページのデータおよびプロパティ設定のすべての状態を表すスナップショットです。シームレスで一貫性のあるユーザー体験を維持するために、この情報はサーバーからクライアントまでを往復(ラウンドトリップ)する必要があります。ページのリフレッシュ時に、HTMLページ内の情報は状態として維持されます。 ASP.NET開発者がページのリフレッシュ時に状態を維持することで、ユーザーのデータがページ内に維持されます。これまで、状態が維持されないページを経験したことはないでしょうか。たとえば、ページがリフレッシュされてフォームの記入もれを指摘する画面に変わったとき、それまでに入力した情報が失われ、ページ全体を初めから入力し直さなくてはならなくなった場合などです。当然ながら、ユーザーは状態が維持されるページを好みます。
状態管理には、さまざまな方法があります。選択した状態管理方法により、パフォーマンスが影響を受ける場合があります。したがって、状態を管理するためのさまざまな方法について理解し、アプリケーションに適した方法を選択する必要があります。アプリケーションの状態管理は、状態を維持しつつパフォーマンスを最適化できるように設定する必要があります。
状態管理についての詳細はMSDNを参考にしてください。
「ASP.NET の状態管理の概要」
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/75x4ha6s.aspx
ASP.NETページとWebフォームコンポーネントは、状態を自動的に維持します。 また、SPREADには状態を管理するための各機能が用意されています。