PowerTools SPREAD for ASP.NET 8.0J
SPREADデータソース

SPREADのデータをデータソース(SPREADデータソース)として作成し、他のコントロール(チャートコントロール、リストボックスコントロールなど)に連結することも可能です。

このデータソースは、SpreadDataSource コントロールとして提供され、SpreadDataSource クラスで定義します。SpreadDataSource コントロールは、Visual Studioのツールボックスに追加することも可能です。ツールボックスへの追加方法については、「コントロールのプロジェクトへの追加」を参照してください。

なお、SPREADがデータソースに連結していない場合でもSPREADデータソースは作成可能です。このときは、セルに直接設定された値が使用されます。

設定方法

使用するー他のセル範囲を指定します。セル範囲は、SoreadDataSource クラスのCellRange プロパティで指定します。そのほか、使用するSPREADコントロールのID、シート名などを設定します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、データソースに連結したSPREADコンポーネントから、SPREADデータソースを作成し、このデータソースをリストボックスコントロールに連結します。

// SPREADのデータを作成します。
FpSpread1.DataSource = SqlDataSource1;
// SPREADデータソースを作成します。
FarPoint.Web.Spread.SpreadDataSource spreadDS = new FarPoint.Web.Spread.SpreadDataSource();
spreadDS.SheetName = FpSpread1.ActiveSheetView.SheetName;
spreadDS.SpreadID = "FpSpread1";
spreadDS.CellRange = new FarPoint.Web.Spread.Model.CellRange(0, 0, 3, 1);
this.Controls.Add(spreadDS);
// SPREADデータソースをListBoxに連結します。
this.ListBox1.DataSource = spreadDS;
this.ListBox1.DataTextField = "UserName";
this.ListBox1.DataBind();
' SPREADのデータを作成します。
FpSpread1.DataSource = SqlDataSource1
' SPREADデータソースを作成します。
Dim spreadDS As New FarPoint.Web.Spread.SpreadDataSource()
spreadDS.SheetName = FpSpread1.ActiveSheetView.SheetName
spreadDS.SpreadID = "FpSpread1"
spreadDS.CellRange = New FarPoint.Web.Spread.Model.CellRange(0, 0, 3, 1)
Controls.Add(spreadDS)
' SPREADデータソースをListBoxに連結します。
ListBox1.DataSource = spreadDS
ListBox1.DataTextField = "UserName"
ListBox1.DataBind()        

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