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区切り文字(デリミタ)で区切られた既存のテキストファイルをSPREADで読み込むことができます。これはSPREADで保存したファイルに限らず、他のソースから保存したテキスト区切りファイルでも可能です。 開いたファイルのデータは、指定したシートに読み込まれます。ヘッダをデータとともに保存するかどうかの指定もできます。
ファイルに独自の区切り文字が使用されている場合は、コントロールのシート上にデータが適切に配置されるように、その区切り文字を指定する必要があります。標準的なタブ区切り形式ファイルであれば、区切り文字を指定するためのメソッドを呼び出す必要はありません。
SPREADデザイナで読み込むことも可能です。詳細については「設計ファイルの保存と読込」を参照してください。
SheetView クラスのLoadTextFile メソッドを使用します。オーバーライドメソッドに応じて、開くファイルのパスと名前、またはストリーム、ロードするのはデータのみか書式付きデータか、ヘッダを含めるかどうか、使用されている場合はカスタムデリミタ、といった情報を指定します。
次のサンプルコードは、書式付きデータ、ヘッダ、独自のデリミタを含むテキスト ファイルをロードします。
// ヘッダとカスタムデリミタを含むテキストファイルを読み込みます。 FpSpread1.Sheets[0].LoadTextFile("c:\\textfile.txt", False, FarPoint.Web.Spread.Model.IncludeHeaders.BothCustomOnly, "#", "%", "^");
' ヘッダとカスタムデリミタを含むテキストファイルを読み込みます。 FpSpread1.Sheets(0).LoadTextFile("c:\textfile.txt", False, FarPoint.Web.Spread.Model.IncludeHeaders.BothCustomOnly, "#", "%", "^")