PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
シートの追加

コントロールには、1つまたは複数のシートを追加できます。コントロールは、デフォルトで「Sheet 1」という名前のシートを1つ持ちます。このシートは、シートのインデックスを「0」と指定して参照します(シートのインデックスは0から始まる)。コードでシート数を変更する、あるいは明示的にシートを追加できます。追加したシートの名前は、デフォルトで「Sheet N」(Nは、シート数に応じた整数)と設定されますが、独自に名前を設定することもできます。

デフォルトでは、ユーザーによる新しいシートの追加は無効です。有効にするには、FpSpreadクラスのTabStripPolicyプロパティを使用してタブストリップを表示し、FpSpreadクラスのTabStripInsertTabプロパティをTrueに設定します。これらの設定により、タブストリップのシート名の隣に、新規シートアイコンが表示されるようになります。ユーザーは、新規シートアイコンをクリックすることで、新しいシートを追加できます。なお、タブストリップは、シートが複数存在する場合はデフォルトで表示されます。

設定方法

シートを表すSheetViewクラスのインスタンスを作成し、クラスの各プロパティ(シート名など)を設定します。

FpSpreadクラスのSheetsプロパティが参照するSheetViewCollectionクラスのAdd メソッドで、作成したシートを追加します。

サンプルコード

次のサンプル コードは、新規シートを作成し、シート名を「North」、100行に×10列に設定します。そして、このシートをコントロールに追加します。

C#
コードのコピー
// 新規シートを作成します。
FarPoint.Win.Spread.SheetView newsheet = new FarPoint.Win.Spread.SheetView();
newsheet.SheetName = "North";
newsheet.ColumnCount = 10;
newsheet.RowCount = 100;
// 新規シートをコンポーネントに追加します。
fpSpread1.Sheets.Add(newsheet);
Visual Basic
コードのコピー
' 新規シートを作成します。
Dim newsheet As New FarPoint.Win.Spread.SheetView()
newsheet.SheetName = "North"
newsheet.ColumnCount = 10
newsheet.RowCount = 100
' 新規シートをコンポーネントに追加します。
FpSpread1.Sheets.Add(newsheet)
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