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構造化参照には、以下の構文規則があります。
テーブル、列、および特殊項目の指定子はすべて、それぞれ一対の角かっこ[ ]で囲む必要があります。 内部に他の指定子を含む指定子の場合は、内部の指定子を一対の角かっこで囲み、さらにその周囲を一対の角かっこで囲む必要があります。
例: =DeptSales[[SalesPerson]:[Region]]
すべての列見出しはテキスト文字列ですが、構造化参照に使用する場合には、引用符を使用する必要はありません。 列見出しに数字や日付が含まれる場合でも(2004、1/1/2004など)、この列見出しはテキスト文字列とみなされます。 列見出しはテキスト文字列であるため、角かっこ内で式を使用することはできません。
例: =DeptSalesFYSummary[[2004]:[2002]]
テーブルの列見出しに、次のいずれかの特殊文字が使用されている場合は、列見出し全体を角かっこで囲む必要があります。 つまり、列指定子を2重の角かっことして表記します。特殊文字は以下のとおりです。
空白、タブ、改行、復帰、カンマ(,)、コロン(:)、ピリオド(.)、左角かっこ([)、右角かっこ(])、シャープ記号(#)、単一引用符(')、二重引用符(")、左中かっこ({)、右中かっこ(})、ドル記号($)、キャレット(^)、アンパサンド(&)、アスタリスク(*)、プラス記号(+)、等号(=)、マイナス記号(-)、大なり記号(>)、小なり記号(<)、スラッシュ(/)
例: =DeptSalesFYSummary[[Total$Amount]]
ただし、特殊文字が空白のみの場合は例外です。
例: =DeptSales[Total Amount]
以下の記号には特別な意味があるため、エスケープ文字として単一引用符(')を使用する必要があります。
左角かっこ([)、右角かっこ(])、シャープ記号(#)、単一引用符(')
例: =DeptSalesFYSummary['#OfItems]
空白文字の使用によって、構造化参照を読みやすくすることができます。 最初の左角かっこ([)の直後と、末尾の右角かっこ(])の直前に、1つだけ空白文字を使用できます。 カンマの後にも、1つの空白文字を使用できます。
例: