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ここでは、バージョン12.0Jで追加された機能を紹介します。
新しく追加されたIWorkbookSetインタフェースを使用すれば、ExcelファイルのデータをWorkbookオブジェクトとして保持できるので、様々な連携が可能になります。
従来のシートやテーブルに対するフィルタリング機能に加え、フィルタする対象のセル範囲を指定してのフィルタリングが可能になりました。このフィルタメニューにはソートの機能も備わっており、Excelのソート/フィルタリングと同等の機能を提供します。
詳細については、「セル範囲のソートの管理」、および「セル範囲のフィルタリングの管理」をご参照ください。
複数行入力した場合や、大きなフォントサイズの文字を入力した場合などに、入力した内容に合わせて行の高さを自動調整できます。
詳細については、「行の高さの自動調整」をご参照ください。
SPREADのファイルフォーマット情報をOpenXMLのエクステンションとして保存・読込することができるようになりました。従来のXML形式では保持できない情報にも対応します。
詳細については、「Excelファイルへの保存」をご参照ください。
SPREAD上でExcel同様に[Alt]+[=]キーでSUM関数を設定することができるようになりました。
詳細については、「既定キー一覧」をご参照ください。
テーブルやワークシートのヘッダ/フッタ上のデータの参照が可能になりました。ヘッダ/フッタで集計したデータを、他のセルから参照して別の集計に使用することなどが可能です。
詳細については、「ヘッダまたはフッタからのデータへのアクセス」をご参照ください。
言語パックを適用して、SPREADのExcel互換関数を、各国の言語に対応した名前で使用できます。18ヶ国の言語が利用可能で、多言語に対応したアプリケーションを開発する場合などに活用できます。
詳細については、「言語パックの使用」をご参照ください。
ExcelのVBA(Visual Basic for Applications)互換の新しいAPIセットを追加しました。新機能の多くは新しいAPIセットで提供します。Excelとの互換性をさらに高め、VBAでシートやセルを操作する場合や、VSTO(Visual Studio Tools for Office)でソリューションを開発する場合と同感覚で使用できます。
LegacyBehaviors 列挙体が追加されました。詳細については、「LegacyBehaviors 列挙体」をご参照ください。
ワークシート内でのスライサー(視覚的フィルター)の使用をサポートします。スライサーを使用すれば、ドロップダウンリストを使用しなくてもテーブル内のデータを素早くフィルタリングできます。
拡張シェイプエンジンを使用することでExcelと互換性のある組み込みシェイプをSPREAD上で利用できます。また、Ctrlキーによる複数シェイプの選択や、選択した複数のシェイプのグループ化/解除もサポートしています。
配列数式を拡張した動的配列数式をサポートします。動的配列数式は、セル範囲を自動的にスピルすることで複数の結果を出力として返します。
数式が返すデータ型によって結果の値を自動的に書式設定します。日付値や数値を返す関数の場合には日付書式や数値書式が適用され、セルを参照している場合には参照先の書式が適用されます。
詳細については、「数式のオートフォーマット」をご参照ください。
以下、10種のExcel互換の組み込み関数を追加しました。