GrapeCity SPREAD for Windows Forms 11.0J 移行ガイド
Actionプロパティについて

.NET製品では、ActiveX製品にて提供されていたActionプロパティに該当する機能は提供していません。

先述のとおり、初期ActiveX製品であるSPREAD 2.5J/3.0JのActionプロパティ機能は SPREAD 6.0J 以降すべて「メソッド」に変更されています。(SPREAD6.0J/7.0Jでは旧バージョンとの互換性を保つため、例外的にサポートしています)

アクティブセルの設定:ActiveX製品

 'セル(3,3)をアクティブにします
 With fpSpread1
   .Sheet = 1
   .Row = 3
   .Col = 3
   .Action = SS_ACTION_ACTIVE_CELL
 End With

.NET製品では基本的にSPREAD7.0Jの機能を継承していますが、Actionプロパティに該当する機能は同等機能である「メソッド」として記述します。 SPREAD7.0JにおけるActionプロパティとの比較表については「Action プロパティ一覧」をご覧ください。

アクティブセルの設定:.NET製品

 'SetActiveCellメソッド呼び出しによってセル(2,2)をアクティブにします ※インデックスはゼロオリジン
 FpSpread1.ActiveSheet.SetActiveCell(2, 2)


  • SPREAD for .NETにおける全てコレクションのインデックスは0(ゼロ)オリジンとなります。(変更不可)
  • 移行作業に関しては全てお客様の責任の下、あらかじめ移行前プロジェクトのバックアップを取るなど十分な注意が必要です。
  • ActiveX製品コンポーネントを用いた.NETアプリケーション開発についてはサポート(動作確認/動作保証を含む)対象外となります。
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