β分布を返します。
β分布は、複数の標本を対象に割合の変化を分析する場合などに使用します (たとえば、複数の人が 1 日のうちにテレビを見ている時間の割合を算出するときは、この関数を使用します)。
BETA.DIST(x, alpha, beta, cumulative, A, B)
有効な引数は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
x | 区間 A 〜 B の範囲内で、関数を評価する時点を指定します。 |
alpha | 確率分布のパラメーターを指定します。 |
beta | 確率分布のパラメーターを指定します。 |
cumulative | 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。関数形式が TRUE の場合は、累積分布関数の値を返します。FALSE の場合は、確率密度関数の値を返します。 |
A | (オプション)x の区間の下限を指定します。 |
B | (オプション)x の区間の上限を指定します。 |
各引数に数値、および論理値データを受け取り、 数値データを返します。
BETA.DIST(2,8,10,TRUE,1,3) 結果:0.6854706
BETA.DIST(2,8,10,FALSE,1,3) 結果:1.4837646
Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。