β累積確率密度関数 (BETA.DIST) の逆関数の値を返します。
つまり、確率 = BETA.DIST(x,...TRUE) の場合は、BETA.INV(確率,...) = x となります。β分布は、プロジェクト計画などで、期待される完了時間と公差を指定して予想完了時間をモデル化する場合に使用できます。
BETA.INV(probability, alpha, beta, A, B)
有効な引数は次のとおりです。
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| probability | β分布における確率を指定します。 |
| alpha | 確率分布のパラメーターを指定します。 |
| beta | 確率分布のパラメーターを指定します。 |
| A | （オプション）x の区間の下限を指定します。 |
| B | （オプション）x の区間の上限を指定します。 |
確率の値が指定されると、BETA.DIST(x, alpha, beta, TRUE, A, B) = 確率となるような値 x がシークされます。したがって、BETA.INV 関数の精度は BETA.DIST 関数の精度に依存します。
各引数に数値データを受け取り、 数値データを返します。
BETA.INV(0.685470581,8,10,1,3) 結果：2
Excel 2010以降をサポートします。BIFF8（xls）形式には対応していません。