概要
2 つのデータ セットにある 2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値を計算し、標本の共分散を返します。
書式
COVARIANCE.S(array1, array2)
引数
有効な引数は次のとおりです。
引数 |
説明 |
array1 |
整数のデータが入力されている一方のセル範囲を指定します。 |
array2 |
整数のデータが入力されているもう一方のセル範囲を指定します。 |
解説
- 引数には、数値か、数値を含む名前、配列、または参照を指定します。
- 引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
- array1 と array2 に入力されているデータ数が異なる場合、エラー値 #N/A が返されます。
- array1 または array2 にデータが入力されていないか、1 つのデータ要素しか入力されていない場合、エラー値 #DIV/0! が返されます。
データ型
各引数に数値データのデータ範囲を受け取り、 数値データを返します。
サンプル
COVARIANCE.S(A3:A5,B3:B5)
Excel形式ファイルへのエクスポート
Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。
参照
COVARIANCE.P | 統計関数